全日本実業団自転車競技連盟新理事の追加承認について

新理事承認の背景と今後の展望

2025年2月26日に開催された2024年度定期社員総会において、一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟（JBCF）は、新たに4名の理事を追加承認したことを発表しました。この理事の追加は、組織の運営を一層強化するための重要なステップです。

新たに就任した理事たち

1. 高岡亮寛氏（東京都）
六本木エクスプレス合同会社の代表であり、長年にわたって自転車ロードレース選手として活動してきた高岡氏。彼は特に「ツール・ド・おきなわ」での6度の優勝をはじめ、多くの実績を持っています。今後は、彼の豊富な経験を活かし、JETおよびマスターズカテゴリの活性化に貢献することが期待されています。

2. 清水裕輔氏（愛媛県）
ヴェロリアン松山監督としての経験を持つ清水氏は、選手やコーチとして国内外での豊富なバックグラウンドを持っています。今年からは日本自転車競技連盟のロードレースナショナルチームコーチとしても活動。彼は「強化・育成・普及」というJBCFの目標の中でも、特に「強化・育成」分野において貢献するでしょう。

3. 力石達也氏（神奈川県）
JBCFの事務局長として長年自転車競技の審判を務めた力石氏は、その経験を活かして組織運営の中心的な役割を果たします。今後、透明性のある運営とスムーズな業務を目指します。

4. 吉田隼人氏（奈良県）
株式会社ZYTECO SPORTSの代表であり、アジアジュニア選手権優勝やUCI2.2ステージ優勝の実績を持つ吉田氏。彼は欧州での活動経験もあり、選手としての視野と知見を活かした多様な活動を展開することが期待されています。

新しい体制と今後の取り組み

新しく加地邦彦氏が理事長に就任し、これらの新理事が加わることで、全日本実業団自転車競技連盟はさらに強固なリーダーシップを実現します。これにより、登録選手や関係者が力を合わせて、競技の発展に寄与できる環境を整えていく計画です。

理事の皆様が持つ豊かな経験と知識を基に、現行の制度やプロジェクトが一層進化することが期待されます。新体制により、より多様で活発な組織運営が実現する見込みです。

引き続き全日本実業団自転車競技連盟へのご支援とご協力をお願い申し上げます。