LIXIL調査：4人以上世帯の浴室収納問題、掃除の悩みが浮き彫りに

浴室の収納問題が浮き彫りに！

株式会社LIXILが実施した調査により、4人以上の世帯において浴室の収納不足が深刻化していることが明らかとなりました。特に、掃除の手間が多大なストレスをもたらしているとのことです。

調査概要

今回の調査は、シニア世帯や共働き世帯を対象にしたもので、4人以上世帯に焦点を当てています。調査対象となったのは、30代から50代の夫婦および18歳未満の子どもが2人以上同居している111名です。

4人以上家族の悩み

調査結果から、家族で浴室を共用する際の悩みとして最も多かったのは「お掃除が面倒」で、これには53.3％が同意しました。次いで「家族の入浴時間が異なり、お湯が冷めている」という意見が41.3％、さらに「水道光熱費が高い」という声も38.7％に上りました。

浴室の掃除頻度

浴槽のお掃除頻度については、41.4％が「毎日」と回答しており、収納棚や鏡などの内装品については「2～3日に1回程度」が23.4％、「1週間に1回程度」が21.6％と続きます。このように、家族人数に比例して掃除の負担が増大していることが多くの世帯に共通する悩みのようです。

収納不足の実情

調査によると、44.1％が「浴室内の収納スペースが足りていない」と感じており、42.3％が「バス用品を整理できていない」という実態も示されました。整理ができていない場合、59.6％が「浴室に汚れやヌメリが溜まりやすい」と回答しており、整頓不足が掃除の難しさにもつながっています。

整理の工夫

一方で、整理ができていると回答した世帯では、「浴室に極力モノを置かないようにする」という工夫が45.3％、次いで「入浴後にグッズを元に戻す」が40.6％、そして「浮かせる・吊るす収納」を実践しているという意見も39.1％に上りました。これらの工夫によって、“モノの住所”を決められ、清潔感を保っているようです。

LIXILの提案

LIXILは、浴室の整理や掃除の手間を軽減するためにさまざまな商品を提供しています。例えば、カウンターを外して丸洗いできる「まる洗いカウンター」や、保温性に優れた「サーモバスS」、さらに超節水の「エコアクアシャワー」などがあります。これらは家庭のニーズに応えるアイテムです。

新登場のマグネットアイテム

2024年春には、さまざまな機能を持つマグネットアイテムが新たに登場します。このアイテムは、家庭に合わせた収納タイプを選べるため、柔軟に使える点が魅力です。洗面所に置くことができる収納棚やシャワーフック、ミラーのバリエーションが豊富で、自分好みの浴室を作ることが可能です。また、取り外しができるため、掃除がしやすいのもポイントです。