YKK APが誇る新商品が登場
東京都千代田区に本社を置くYKK AP株式会社は、新たに郵便ポストと宅配ボックスが一体となった「ルシアス 宅配ポスト3型」と、リフォーム市場に適した「ルシアス 宅配ボックス4型」を2025年4月1日から発売すると発表しました。これは、近年の宅配需要の高まりに伴い、郵便物や宅配便をより便利に受け取れるシステムを提供するための取り組みの一環です。
施行性とコストメリット
「ルシアス 宅配ポスト3型」は、ブロック門袖への埋め込みがしやすく、ブロック1列×3段の高さ(約600mm)に合わせたサイズ設定を採用しています。このため、従来の製品よりも約10%も価格を抑え、コストパフォーマンスを向上させました。特に施工者にとっては現場でのカット作業が不要となるため、その手間も省けます。これにより、宅配ボックスがより手軽に設置できるようになります。
リフォーム需要に応える
一方で、「ルシアス 宅配ボックス4型」は、据置台座を用いた設計により、リフォームにも対応可能です。アルミの形材を使用したことにより、リーズナブルな価格で提供され、また固定方法もアンカー固定と接着固定の2種類から選べるため、様々なニーズに応じた使用が可能です。
大型荷物にも対応
さらに、両商品を組み合わせた新たな納まりデザイン「ルシアス ポストユニット」と「ルシアス ウォール」も展開され、大型荷物の受け取りも2個まで可能となります。これにより、配送の際の負担を軽減し、便利に荷物を受け取ることができるでしょう。
機能的なデザイン
また、デザイン面でも「ルシアス 宅配ポスト3型」と「宅配ボックス4型」は、シンプルで直感的な操作が可能です。郵便ポスト部分は横開きタイプのため、郵便物の出し入れが楽に行えます。宅配ボックスはシリンダーキーを使った解錠操作が可能で、スムーズに荷物を受け取ることができます。
充実したカラーバリエーション
商品は、11色のカラーバリエーションが用意されているため、住宅の外観に合わせた選択が可能です。アルミ色にはカームブラックやプラチナステンといったシンプルなカラーがあり、木調複合色にはナチュラルオークやキャラメルチークなど、温かみのあるデザインも展開されています。
地域、販売価格、目標
全国で発売されるルシアスのこれらの新商品は、2025年度に8.5億円の売上を目標としており、宅配便の再配達削減や防犯性の向上といった社会的ニーズに応えつつ、今後ますますの普及が期待されています。YKK APは、この新たな商品ラインナップを通じて社会課題の解決に貢献し、外構のトータルコーディネート提案を進めていく方針です。
これらの新製品は、宅配便の受け取りにおける革新をもたらすことが期待されており、家の外観を美しく保ちながら、便利さも兼ね備えた優れた選択肢と言えるでしょう。