持続可能なデジタル社会に向けた意見交換会を開催

2025年5月29日、東京都港区に位置するヨーロッパハウス、すなわち駐日欧州連合代表部で、一般社団法人Privacy by Design Lab（以下、PDL）が欧州議会対日交流議員団との意見交換会を実施しました。この意見交換会は、持続可能なインターネット社会の実現を目指して行われ、両者の対話を促進する重要な機会となりました。

この会議の開催は、駐日欧州連合代表部の調整によって実現し、市民活動を行う組織と交流議員団の意見を交換する場を提供しました。当日は、PDLがこれまでの活動を紹介し、毎年1月に主催している「Privacy by Design Conference」を通じた国際連携の重要性についても言及しました。

交流議員団からは、日本における市民活動の現状や、プライバシー教育、子供のプライバシーに関連したさまざまなテーマについて質問を受けました。参加した議員たちは、PDLの活動に対して深い興味を示し、特に今後の展望に対して共感を持って感想を述べました。

意見交換会の後、議員たちはPDLの取り組みを高く評価し、持続可能なインターネット社会の実現に向けたさらなる対話の場づくりを期待する意向を表明しました。PDLは、この対話を通じて、日欧デジタルパートナーシップのさらなる発展を目指し、持続可能なインターネット社会の実現に向けたマルチステークホルダーの場づくりに貢献することを目指しています。

この意見交換会は、グローバルな視点からも重要であり、各国の市民社会や政府間での協力が進む中、PDLはますますその役割を強化しています。持続可能なデジタル社会の実現を目指すPDLの取り組みは、今後も注目されることでしょう。

また、今後の会議においても、新たなテーマを設定し、より良いデジタル環境の構築に向けた具体的なアプローチを提案していく意向を示しています。さらなる対話を通じて、立場を超えたアイディアの交流が進むことが期待されています。

このような取り組みを通じ、PDLは国際的なデジタル社会の発展に貢献したいと考えており、こうした活動を支えるためにさまざまな関係者と連携していくことが不可欠です。今後、持続可能なインターネット社会を築くための努力が、より多くの支持を集めることを願っています。