ソニーが提案する「CREATE MORE FUN」の体験型展示が東京で開催

ソニーが参加するデザインの祭典、「CREATE MORE FUN」

2024年の秋、東京で開催されるデザインとアートの祭典「DESIGNART TOKYO 2024」に、ソニーグループのデザイン部門であるクリエイティブセンターが参加します。本フェスティバルでは、体験型展示「CREATE MORE FUN」を通じて、色、素材、仕上げ（CMF）の世界をより深く探求します。展示は2024年10月18日（金）から27日（日）までの期間、青山に位置するグローバルファニチャーブランド「ステラワークス」のショールームで行われます。

この体験型展示は、「CREATE MORE FUN」というテーマで構成され、デンマークのコペンハーゲンでも好評を博しました。特に注目されるのは、CMFの可能性をフィジカルとデジタルの両面から体感できることです。クリエイティブセンターでは、未来のソニー製品やサービスにどのような色や素材を取り入れるべきかを独自の視点で考察し、これを基にトレンド分析を行っています。これにより、人々に感動を与える製品づくりに貢献することを目指しています。

CMFの研究活動を通じて、デザイナーたちは様々なトレンドを把握し、生活者や業界の動向を掴みます。その結果として生まれたのが、「CMFフレームワーク」というツールです。このフレームワークを用いることで、デザイン領域におけるトレンドやキーワードを可視化し、未来の可能性を示しています。展示では、特に「Dreamscape」や「Distorted Vivid」、「Transparent Depth」といったCMFクラスタも紹介され、その背後にあるデザインの思考プロセスが垣間見えます。

また、特に興味を持たれるのは、展示会場でのインタラクティブなデザインツールのプロトタイプです。これは「ステラワークス」とのコラボレーションによって実現されたもので、来場者がCMFフレームワークを体感し、新たなデザインの可能性を探求できる内容になっています。

「DESIGNART TOKYO 2024」では、今年のテーマが「Reframing -転換のはじまり-」です。これは、既存の価値観や枠組みを乗り越え、新たな視点での再考が求められる時代を映し出しています。ソニーのクリエイティブセンターもこの考え方に共鳴し、CMFを通じて遊び心を取り入れた柔軟なデザインアプローチを提示します。展示には事前の申し込みは不要で、入場は無料です。

最後に、ソニーのクリエイティブセンターは、社内外のデザイナーと協力し、幅広いビジネス領域に対応したデザイン活動を展開しています。これにより、皆がより豊かで心地よいライフスタイルを送るための新しい価値の創造に努めています。興味のある方は、是非この機会に本展示を訪れてみてはいかがでしょうか。