カネリョウグループの海藻産業、創業50周年を迎えての感謝と未来

カネリョウグループ髙木商店 50周年の歩み

2000年を超えた日本の経済状況において、海藻産業は確固たる地位を築いてきました。その中心に位置するのが、カネリョウグループ髙木商店です。1967年に熊本県宇土市にて創業し、長い歴史を経て、現在では海藻のトップメーカーとして知られる存在となりました。

会社概要と沿革

カネリョウ海藻グループは、主に海藻製品の加工・販売を行う企業で、従業員数は336名。2017年の売上は186億円となり、順調に成長しています。設立当初から、様々な海藻製品の研究及び開発に力を注いできました。

- 1967年: 創業。初代社長の髙木良一が高木商店を設立。
- 1977年: 有限会社髙木商店として法人化。設備や工場を増設。
- 1993年: カネリョウ海藻株式会社設立。
- 2011年: 仙台工場が稼働。東京営業所と大阪駐在所を開設。
- 2013年: 危険物管理及び食品安全管理の国際基準をクリア。

このようにカネリョウは、創業から半世紀もの間、海藻産業の発展を支え、品質向上に努めてきました。特に「SQF（Safe Quality Food）」認定は、顧客に対する大きな信頼の証となっています。

海藻の持つ力

海藻は、自然からの恵みとして、栄養価が高く、健康にも寄与します。カネリョウの製品には、高血圧やコレステロールの低下、さらにはダイエット効果が期待されるアルギン酸ナトリウムを使った商品もあります。これらの成分は、食事からの余分な成分を排出する働きを持ち、腸内環境の改善にも役立ちます。

また、健康意識の高まりに伴い、天然素材を使用した製品の需要が急増しています。カネリョウでは、無添加商品や減塩商品も展開し、消費者のニーズに応えています。

50周年記念式典

2017年9月24日、熊本市のANAクラウンプラザホテルで創業50周年を祝う式典が開催されました。このイベントは、顧客や関係者との長年の絆を再確認し、今後のさらなる飛躍を誓う場となりました。式典では、カネリョウの商品開発に関わったスタッフの顔ぶれも勢揃いし、これまでの努力がどれほど多くの人に支えられてきたのかを実感することができました。