JizokuとAEON CARD、農業支援の新たなクラウドファンディングプロジェクトを発表！

JizokuとAEON CARDが農業支援のための新プロジェクトを開始

株式会社Jizokuがイオンフィナンシャルサービスとの連携を発表し、「まいクラウドファンディング by AEON CARD」を通じて、農業者の支援と環境に優しい返礼品の開発に取り組むことになりました。この取り組みは、持続可能な社会の実現を強く意識したものです。

背景

近年、農業分野では環境問題への関心が高まっています。Jizokuは、全国の農家と連携し農業におけるカーボンクレジットの創出に取り組み、2024年度には約700トンのカーボンクレジットを創出する見込みです。また、グリーンウォッシングリスクを最小限に抑えるため、人工衛星を使ったモニタリングや生物多様性の評価にも注力しています。

一方で、農業者からは自分の作った農産物を加工して販売したいというニーズがある一方で、初期投資の負担が大きく、さらには市場ニーズの調査が難しいという課題があります。このような現状を受けて、Jizokuは「まいクラウドファンディング」を活用する提案を行い、支援の手を差し伸べることが決定しました。

プロジェクトの主な取り組み

本提携によって、以下のような具体的な取り組みが進められます。

農業者へのクラウドファンディング利用促進

Jizokuが提携している全国の農家に対して、クラウドファンディングを通じて資金調達を行う機会が提供されます。これによって、加工品開発のために必要な初期費用を調達し、また市場ニーズの調査も支援されることになります。

環境配慮型返礼品の開発

クラウドファンディングでの返礼品として、農家の産物を活用した加工品を整えていくことも計画されています。これにより、返礼品にカーボンクレジットを付与し、配送料で発生するCO₂をオフセットする仕組みも提供されます。オフセット証明書を添えることで、利用者が脱炭素への関心を持つきっかけになることを目指しています。

今後の展望

本プロジェクトを通じて、農業者がクラウドファンディングを気軽に活用できる環境を整えると同時に、新たな農産加工品の開発も促進します。さらには、カーボンクレジットを利用した環境配慮型返礼品を幅広く普及させることによって、個人が脱炭素活動を支援する仕組みを構築し、持続可能な社会の実現に寄与することを目指します。