平松礼二 日本画展「-ジャポニスムへの旅-」
2023年12月18日から24日まで、阪神梅田本店8階のハローカルチャーにおいて、現代日本画の巨匠・平松礼二の個展が開催されます。この特別な展覧会では、フランス芸術文化勲章ジュバリエを受賞した平松氏の作品を数多く展示し、彼の独自の画風を堪能できる機会となります。
展覧会の概要
平松礼二氏は、伝統的な日本画を受け継ぎつつ、常に新しい表現方法に挑戦しているアーティストであり、国際的にも高く評価されています。今回の展覧会では、特に「ジャポニスムシリーズ」の新作がメインとなり、彼のアートの進化を感じることができるでしょう。作品には、クロード・モネの睡蓮にインスパイアされたものが多く、色彩豊かで力強い作品が並ぶ予定です。
代表作品の紹介
- - 「赤富士図」 10号 5,500,000円
- - 「花の岳」 3号 1,650,000円
- - 「花不二」 3号S 1,925,000円
- - 「水の庭彩夢」 6号 3,300,000円
- - 「三春の夢」 20号 8,800,000円
これらの作品は、平松氏の独特なタッチと色使いにより、見る人を魅了すること間違いありません。特に「赤富士図」はその美しさと高額な価格から、多くの人々の注目を集めることでしょう。
平松礼二について
平松礼二は1941年に東京都に生まれ、2000年からは『文藝春秋』の表紙画を担当するなど、その活躍は多岐にわたります。2002年には、奈良県薬師寺の天井画を手がけ、2013年にはフランスのジヴェルニー印象派美術館での展覧会が行われ、全点が美術館に収蔵されるという快挙を達成しました。2018年には再びジヴェルニーでの展覧会が開催され、多くのファンを魅了しました。
主な受賞歴には1979年の『第1回中日大賞展』大賞、1989年の『第10回山種美術館賞展』大賞、そして2021年にフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受賞するなど、彼の業績は国際的な評価を受けています。現在は公益財団法人美術文化振興協会の評議員としても活動しています。
展覧会の詳細
この素晴らしい展覧会は、阪神梅田本店の8階に位置するハローカルチャーにて開催されます。開催期間は12月18日(水)から24日(火)までで、最終日は午後5時に終了します。美術愛好家はもちろんのこと、初めて平松礼二の作品に触れる方々にも、ぜひ足を運んでいただきたいイベントです。
詳細な情報は、阪神梅田本店の公式ウェブサイトや「美術散歩」にて確認できます。アートを通じて平松礼二の深い世界観を体感し、彼の作品に込められた情熱と伝統の美を感じてみてください。
- - 開催日時: 2023年12月18日(水)→ 24日(火)
- - 場所: 阪神梅田本店8階 ハローカルチャー
新しい年の始まりにふさわしい、アートの魅力を感じる時間を提供するこの展覧会に、多くの方々のご来場をお待ちしています。