新たな価値を見出す「Re-SCOPE PROJECT」の始動
株式会社シバタが2025年7月9日より、新たなプロジェクト「Re-SCOPE PROJECT」を始めることが発表されました。このプロジェクトは、電子部品の素材に焦点を当て、従来の利用方法とは異なる新しい価値を探求し、創造することを目的としています。
プロジェクトの背景と目的
シバタは創業以来、多くの電子部品を取り扱ってきましたが、その過程で電子部品の仕様に重きを置く傾向が強まっていました。しかし、素材そのものの持つ魅力や、「ものづくり」の楽しさが語られる機会が減少しているのも事実です。このため、シバタでは技術者たちに新たな発想のきっかけを提供し、次世代を担う子どもたちには「ものづくり」が生み出す驚きと発見を体験してもらうことを目指して、Re-SCOPE PROJECTの立ち上げに至りました。
プロジェクトの取り組み内容
このプロジェクトでは、デザインによる新たな概念の創出と具現化を行うため、TAKT PROJECTをクリエイティブディレクターとして招待し、以下の取り組みを進めます。
1.
プロトタイプ制作: プロジェクトメンバーとともに、電子部品の新しい活用方法を探るプロトタイプを製作し、素材の実際の可能性を検証します。
2.
動画コンテンツ制作: 素材の動きや特徴を、一般向けにわかりやすい形で動画撮影し、特設サイトに公開します。
第一弾としてのサスペンションワイヤ
「Re-SCOPE PROJECT」の第一弾として取り上げるのは、シバタが多くのメーカーや企業と共同で開発してきた「サスペンションワイヤ」です。この素材は、高い真直性や細径、高導電性、低伸長、高強度、高弾性といった特性を持ち、それに基づいたプロトタイプ制作が予定されています。これにより、素材がどのような動きを持つのか、その実際を動画コンテンツとして紹介していく計画です。
さらに、プロジェクトの発表の場として「第37回 ものづくりワールド[東京]」が設けられます。この展示会では、実際のプロトタイプをデモンストレーションし、来場者との対話を通じて新たな知見を得ることを目指しています。
公開・展示情報
- - オンライン公開: 特設サイト こちら
- - YouTube: こちら
- - 実物展示: 「第37回 ものづくりワールド[東京]」
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会期: 2025年7月9日(水)〜11日(金)10:00〜17:00
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会場: 幕張メッセ 2ホール(千葉県千葉市美浜区中瀬 2-1)
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ブースエリア: 小間番号:10-65
会社概要
シバタは1955年に創業された、エレクトロニクスや水処理環境事業を展開する専門商社です。電線とその加工品を中心に、サスペンションワイヤなどの精密部品を扱い、広範な製品群で日本の製造業を支える役割を担っています。シバタは「市場の要求に応えるグローバルパートナー」として、国内外の大手メーカーとの強固なネットワークを有し、高品質な製品とサービスを提供し続けています。
- - 会社名: 株式会社シバタ
- - 創立: 1955年6月1日
- - 代表者: 代表取締役社長 柴田 裕介
- - 資本金: 4,200万円
- - 本社所在地: 東京都新宿区歌舞伎町2-2-15 ヒルコート東新宿ビル2F
- - URL: 公式サイトはこちら
この「Re-SCOPE PROJECT」が、ものづくりの魅力を再発見できる契機となることを期待しています。今後の展開にぜひご期待ください。