エンギシャBの新たな挑戦、全貌が明らかに
2025年11月25日、東京都豊島区のスタジオ空洞にて、エンギシャBの芸術監督である大村正泰の生誕公演が開催されることが決定しました。この公演では、大村が手掛けたオリジナル短編戯曲三作が一挙に上演されます。製作を共にした中村蓮と宮谷多楽との共演は、彼らの5年間の活動を経て、さらに深まった信頼関係と演技力を反映したものです。
エンギシャBは、「何もない空間に、いのちの風景を創る」という理念のもと、演技芸術の新たな形を模索しています。その中で大村正泰は、彼の特異な視点から生まれた短編戯曲を持って、観客に深いメッセージを届けることを目指しています。今回の公演では、「花の子供」「エデンの園」「アウト・サイダー」という三つの作品が上演される予定です。
各戯曲のテーマとあらすじ
1.
花の子供
演出:宮谷多楽 / 大村正泰
大人のエロスをテーマに描かれたこの作品は、性加害者の初老の男と被害者の若い女性が、生と死の狭間で共に旅する物語です。彼らの対話を通し、道理を超えたエロスの意味が問い直されます。
2.
エデンの園
演出:中村蓮 / 大村正泰
季節ごとに移りゆく景色の中で、妻を背負った夫が永遠に続く旅を描きます。彼らの行く末に待つ運命は一体どうなるのでしょうか?
3.
アウト・サイダー
演出:大村正泰 / 中村蓮 / 宮谷多楽
障がい者施設に住むバンニとネルが、亡くなったトシの書いた童話に隠された真実を探求する姿を描いた作品です。彼らが下すある決断に注目が集まることでしょう。
この生誕公演では、戯曲に加え、大村自身の身体表現が取り入れられ、エンギシャBならではの演技が展開されます。公演は、観客に対して命や生き方について深く考えさせる機会を提供すると同時に、舞台を通じて新たな体験を促します。
チケット情報
公演のチケットは、カンフェティを通じて販売中です。一般券は4,000円、30歳以下のU-30チケットは3,000円で購入可能です。また、カンフェティ席を選択すると、1,000円の割引が適用され、特にお得に観劇できるチャンスです。公演は午後2時と午後7時の2回、各回開場は30分前からとなっています。
詳細は公式サイトをチェックし、ぜひこの機会にエンギシャBの迫力ある舞台に足を運んでみてください。生の舞台で生きる命とともに、深いメッセージを体感することができるでしょう。
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公式サイト:
エンギシャB Official
この公演は、劇団がその活動の一環として特に注目されているもの。観客との対話を重視し、アートと人間の関係を探る機会を与えるものとして位置付けられます。これからのエンギシャBのさらなる活動も見逃せません。