北海道大野農業高校が取り組むスマート農業教育
2026年9月16日、北海道北斗市の大野農業高等学校で、デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(DIT)との連携によるスマート農業教育プロジェクトの第3回講座が開催されました。今回の講座は、「自ら操縦し、空撮を体験する」という新たな試みであり、生徒たちはトイドローンやドローンシミュレーターを使って実際に操縦を体験しました。
スマート農業教育プロジェクトの流れ
このプロジェクトは、農業科学の基礎知識を学ぶことから始まりました。最初の講座では、スマート農業の基本概念やドローン、AIの利用方法について学び、次の講座では実際の農業用ドローンがどのように飛行し、農作物に水を散布するかを見学しました。前回の講座では、実際のドローンを使った操作や特徴を知り、農業におけるデジタル技術の役割を理解しました。
第3回講座の詳細
日時と場所
第3回講座は、2026年9月16日、水曜日の11時から12時45分まで、北海道大野農業高校の体育館およびグラウンドで行われました。報道関係者の入場受付は、10時30分から開始されました。
参加者とプログラム
講座には、大野農業高校の農業科学科に在籍する1~3年生や教職員、DIT担当者などが参加。プログラム内容は、ドローンの飛行原理や飛行環境の違いに関する説明、体育館内での空撮デモ、生徒によるトイドローン操縦体験、シミュレーターを活用した操縦体験、そしてグラウンドでの空撮デモに分かれています。これらを通じて生徒たちは、ドローンが農業にどのように貢献できるかを考える機会を得ました。
ドローン操作とその学び
生徒たちはまず、体育館内でトイドローンを操縦し、基本的な操作を学びました。離陸やホバリング、着陸といった基本技能を実践を通じて習得し、その後に行われたシミュレーター体験では、実際の操作とリアルタイムでの機体の動きの関連性を理解しました。
体育館での空撮デモでは、DITの専門スタッフがドローンを操縦し、その映像をモニターに映し出しました。この過程では、どのように空から観る情報が変化するかを生徒たちが直に確認し、地上からは見えない視点を体験しました。
データ活用への道
今後、生徒たちはこの講座で得た知識を活かし、空撮画像を使用したデータ分析や地域農業の課題解決に向けたアイデアを模索する予定です。また、彼らの考えたアイデアは学内および地域の農業関係者と共有され、持続可能な農業の在り方を共に考える機会が設けられる予定です。
今後の取り組み
第4回の講座は2026年10月28日に予定されており、道南農業の課題発見とAIを活用した成果発表に向けたグループワークが行われます。生徒が学び合い、創造的に問題解決に向かう姿勢を育てるための取り組みが続いていきます。最終的には、生徒たちが地域農業の未来に貢献するための重要なスキルを身につけることを目指しています。
大野農業高校のプロジェクトは、デジタル技術の活用を通じて、現代農業が直面する課題を共に考え、解決策を見出すための重要なステップとして注目されています。今後、スマート農業の進展が期待される中、生徒たちの挑戦に大いに期待が寄せられています。