中小企業経営者の85%が直面する社外相談相手の不足
最近、ラクスル株式会社が実施した調査によると、全国の中小企業経営者の85%が、「社外の相談相手が十分にいない」と感じていることが明らかになりました。この結果は、中小企業が抱える経営課題の深刻さを顕在化させており、経営者が孤立している実態を浮き彫りにしています。
調査の概要
ラクスルは、「End-to-Endで中小企業の経営課題を解決するテクノロジープラットフォーム」を提供することを目指し、300名の中小企業経営者・幹部を対象に調査を実施しました。本記事は、その結果の最終回にあたる「社外の相談相手・伴走者」の必要性について取り上げます。
社外相談相手の重要性
調査結果によると、社外の相談相手が「全くいない」企業においては、売上向上の取り組みで成果を上げた割合がわずか17.9%であるのに対し、相談相手が「十分にいる」企業では68.8%に上ることが分かりました。これは、経営者が一人で抱えている問題が、業績にも大きく影響していることを示しています。
相談相手の有無が与える影響
経営者が社外の相談相手を持つことが、経営全般に良い影響を与えることが調査により明らかになっています。具体的には、以下のようなデータが示されています。
- - 売上・利益が計画通りに推移していると回答した経営者は、相談相手が「十分にいる」層で55.6%、全くいない層では27.4%だった。
- - 戦略立案や意思決定に充てる時間に関しても、社外の相談相手がいる経営者では66.7%が「十分に割けている」と回答しましたが、いない経営者は25%に留まっています。
孤立が経営に与えるリスク
調査結果からは、特に事業が停滞している企業や縮小している企業では社外の相談相手が「全くいない」割合が高まることがわかりました。具体的には、停滞企業の37.4%、縮小企業の51.7%が孤立している状態にあります。このことは、経営者の孤独が業績悪化に繋がるという危険性を示唆しています。
経営環境の変化をもたらす新しい取り組み
ラクスルでは、こうした中小企業の経営課題に対し、テクノロジープラットフォームの提供を開始しています。具体的には、金融サービス「ラクスルバンク」や、営業BPOサービス「ラクスルアポ代行」、営業プラットフォーム「ラクスルセールスコネクト」を展開し、経営者が孤立することなく事業を推進できる環境を整えています。
まとめ
最後に、社外の相談相手を持つことが中小企業経営者にとって非常に重要であるという事実が改めて確認されました。多くの中小企業が直面する孤立の問題を解決するため、ラクスルではより多くの経営者が支援を受けられるプラットフォームの構築を進めています。経営課題を一人で抱え込まず、他者と協力することで、新たな可能性を切り開くことが求められているのです。