叡啓大学の川口夏芽さんがフラワーフェスティバルにて活躍
2025年5月3日、広島市で開催されたフラワーフェスティバルにおいて、叡啓大学の1年生、川口夏芽さんが外国人観光客向けの通訳ボランティアとして尽力しました。彼女は、広島県立広島叡智学園の卒業生であり、インバウンド観光の増加に着目し、地域と観光の架け橋となるべく活動を決意しました。
川口さんは、新型コロナウイルスの影響がマシとなり、多くの外国人観光客が訪れるようになった広島の市街地を見つめ、この機会を活かすべく、「叡智学園で培った語学力を使いたい」とフラワーフェスティバルの事務局に直接提案。結果的に通訳ボランティアとしての活動が実現しました。
当日は、会場に訪れた外国人観光客に対して、会場の案内やイベント情報の詳細説明、さらには広島の観光名所の紹介を行いました。川口さんは単なる翻訳に留まらず、文化的な背景や言葉の微妙なニュアンスも考慮し、情報を伝えることに努めました。
特に工夫した点として、通りすがりの外国人観光客に対し、自ら積極的に挨拶をし、声をかけることで、気軽にコミュニケーションを楽しめる雰囲気を醸成するよう心がけています。このような取り組みは、参加者にとって新しい体験となり、広島を一層深く楽しむ手助けとなったことでしょう。
また、この通訳ボランティアの活動に知れた叡智学園の後輩たちも賛同し、共にボランティアとして参加しました。川口さんの行動は、同世代の学生たちに対しても大きな影響を与え、地域活性化への意識を高めるきっかけとなったことでしょう。
この取り組みに関しては、中国新聞でも取り上げられ、多くの人々にその活動の重要性や意義が伝えられました。川口さんのように地域に貢献したいという思いを持つ学生が増えることで、広島の魅力をさらに多くの人々に届けられることを期待しています。
今後も叡啓大学は、地域活性化に寄与するための活動を続け、学生たちの成長を促していくことでしょう。