UGGとLiberaidersが描く2025年秋冬の新たなファッションビジョン

UGGとLiberaidersのコラボレーションがついに登場

2025年秋冬シーズンに向けて、南カリフォルニアを拠点に展開するグローバルライフスタイルブランドUGGが、日本のストリートカルチャーブランドLiberaidersとのコラボレーションコレクションを発表しました。この新たなコレクションは、Liberaidersのデザイナーである梅咏が旅の中で得たインスピレーションを基に構成されるものです。

文化を超えたデザイン

Liberaidersのデザイナー梅咏は、自身の旅から得た体験をベースに、多文化の交わりと共生をテーマにしたデザインを展開しています。旅そのものが自己を解放するプロセスであると語る彼の視点は、UGGのブランド理念である「多様性と包括性」とも深く結びついています。異なる文化を融合させることで、オープンで受け入れ合う世界を創出することが、このコレクションに込められたメッセージです。

代表的なアイテムの詳細

コレクションの中心となるのは、UGGの人気シルエット「Tasman」と「Ultra Mini」です。これらのモデルは、Liberaidersのスタイルと共鳴する特徴を持っています。特にUGG X Liberaiders Tasmanは、クラシックなチェスナットカラーを保ちながら、スエードとシープスキンライニングを採用した快適なスリッポンスタイルが特徴です。

さらに、UGG X Liberaiders Campfireは、レザーのレイヤード構造が際立つデザインで、コントラストとなるカラーパターンやアイコニックなトライアングルパターン、そして赤いドローコードが施されています。どちらのモデルにも、コラボレーションロゴがあしらわれ、両ブランドの自己表現と文化共生の思いが込められています。

発売情報とイベントについて

この待望のコレクションは、2025年9月14日から中国のUGG新天地Flagship StoreおよびLiberaiders TX淮海にて先行発売される後、9月15日からはUGG Tokyo Flagship Storeや公式サイト、さらに全国の正規取扱店舗でも販売される予定です。また、両ブランドのオフラインイベントも開催され、多様な文化を体現したスタイルとビジョンを体験できる機会が提供されます。

ブランドのバックグラウンド

UGGは1978年にカリフォルニアで設立され、アイコニックなクラシックブーツで有名なライフスタイルブランドとして知られています。時を経てハリウッドセレブにも好まれ、今日では品質およびクラフトマンシップに妥協することなく、フットウエアからアパレル、ファッション小物まで広範な商品ラインを展開しています。

一方、Liberaidersは、日本から世界に向けて発信されるストリートファッションブランドです。ミリタリー、トラベル、ロックンロールといった多岐にわたるテーマを取り入れ、独自の価値観を創造することに焦点を当てています。ディレクターの梅咏が掲げる「Liberate」と「Raiders」という二つの理念は、捉えにくい現代の価値観に対し、自らの手で新しい視点を切り開くことを促すメッセージとして表現されています。

このUGG X Liberaidersのコラボレーションは、ファッション界に新たな刺激を与えるだけでなく、文化を超えた共生の意義を再認識する機会となるでしょう。次のシーズン、この革新的なスタイルを見逃せません。