JR東日本商事が進める環境意識向上プラン「Uniling」
JR東日本商事(代表取締役社長 大西秀麿)が取り組む新たなプロジェクト「Uniling」は、廃棄予定の制服を資源化し、新しい製品へと再生させる試みです。多様な素材で構成されている制服は、リサイクルが難しいため、しばしば焼却処理される現実があります。しかし、このプロジェクトを通じて、長年着用された制服に新たな命を吹き込み、環境保護に寄与することを目指しています。
Unilingとは何か
「Uniling」という名称は、制服(Uniform)の「Uni」と、リサイクル(Recycling)の「ling」を組み合わせた造語です。この言葉には、リサイクルした制服を新たな製品へと生まれ変わらせ、お客様に還元する循環型リサイクルの「輪」という意味が込められています。このプロジェクトを通じて、JRグループ全体で環境への取り組みを広げていく意図も明確にしています。
アップサイクルの流れ
「Uniling」では、制服をアップサイクルするために、以下のプロセスを実施しています。
1.
仕分け
収集した制服は、色や素材によって分類され、ボタンやファスナーなどの附属品が手作業で外されます。
2.
反毛・粉砕
附属品を取り除いた衣類が、さらなる処理のために反毛と粉砕にかけられます。
3.
原料の生成
木材パルプに粉砕した繊維を混ぜて攪拌し、紙の原料を生成します。
4.
成形
生成された原料を段ボールに成形します。
5.
完成
完成したオリジナルの段ボールが手元に届きます。通常、お申し込みから完成まで約3か月の時間が掛かります。
この他にも、アップサイクルの選択肢としてタオルやハンガー、手袋、コースターさらには自動車内装材としての利用も提案しています。
実績と未来
これまでの実績としては、約230トンの制服を自動車の内装材へ、4300キログラムの制服を軍手へとアップサイクルした事例があります。このようにして、廃棄物の削減だけでなく、新たな製品への生まれ変わりを実現しています。
お問い合わせ
制服のアップサイクルについての問い合わせは、JR東日本商事の公式サイトや電話から行うことができます。ただし、個人のお客様からの直接の利用は受け付けていませんので、企業様向けサービスとして提供されています。
JR東日本商事は、環境に配慮した企業活動を通じて、持続可能な社会の実現に向けた貢献を続けていく意向を示しています。「Uniling」の取り組みは、企業の責任としての環境意識を促進し、社会全体に伝播することを願い、その輪を広げていくことを目指しています。