六甲高山植物園で原種シクラメン展が開催、彩り豊かな秋を楽しもう！

六甲高山植物園で原種シクラメン展を開催

六甲山観光株式会社が運営する六甲高山植物園では、秋の訪れと共に貴重な「原種シクラメン展」が始まります。この展示は、9月27日（土）から11月30日（日）までの期間にわたり、観賞や学びの場を提供します。

原種シクラメンの魅力

原種シクラメンは、その素朴で美しい花から、多くの人々に愛されています。その中でも「シクラメン・ヘデリフォリウム」は特に注目されており、約500株の群落が展示されます。その特異な形状は、地中海沿岸の低山地域に自生することから来ており、環境に適応した美しさを持っています。これらの花々は、花が咲いた後にくるくると巻く特性がありますが、これは原種ならではの特徴です。

この展示会では、シクラメンの原種をはじめとする鉢植えも多く取り揃えられ、観覧の楽しさを一段と増しています。さらに、苗の販売も行われており、自宅で原種シクラメンを育てるチャンスもあります。訪問者には、実際に育てたくなる魅力的な植物が揃っています。

特別ガイドと植物研究家による解説

また、著名な植物研究家でありNHKの「趣味の園芸」講師でもある横山直樹氏による特別ガイドツアーも予定されています。このイベントは、10月18日（土）に実施され、1日2回（10:30～11:30、13:00～14:00）の間に行われます。参加希望者は事前予約が必要で、料金は1,000円（別途入園料が必要）です。興味深い解説と共に、原種シクラメンについて深く知ることができる貴重な機会です。

六甲山上のアート展も同時開催

さらに、六甲山では「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」という現代アートの展覧会も行われており、自然とアートの共演を楽しむことができます。16回目を迎える今回は、「環境への視座と思考」をテーマに、多数のアーティストによる作品が展示されています。これらのアート作品は、六甲高山植物園を含む多様な場所で見ることができ、きっと観覧者の心に残る体験となるでしょう。