台湾初上陸のe-Learning
2017-05-09 11:00:53

台湾で始まった日本のプロから学ぶイラストデザインe-Learningの魅力

台湾初上陸の日本プロによるイラストデザインe-Learning



台湾で日本発のプロフェッショナルによるイラストデザインのe-Learningがスタートしました。クラウドファンディングによる受講者募集が行われた結果、申込人数は目標を623%も超えるという驚異的な成功を収めています。このプログラムは、現地のニーズに特化したコンテンツで、初心者からでも安心して学べる設計になっています。ヒットの背景には、「Cool Japan」をキーワードに、日本の魅力を海外に届けようとする企業努力があります。

現地に寄り添った教材設計


このe-Learningの特徴は、台湾の文化やニーズに基づいて開発された教材です。現地のファンクラブとの緊密な連携により、ユーザーヒアリングを実施。これによって得た情報を元に、実際のレッスン内容が企画されています。さらに、全ての動画には台湾語の字幕が付けられ、バイリンガルのスタッフによる編集作業が行われています。こうした細かな配慮が、受講者の満足度を高めているのです。

優れた講師陣


このプログラムでは、200名以上の受賞歴を持つ日本のプロイラストレーターが講師を務めます。KFSアート・コンテスト等で名を馳せる彼らが、初心者にも理解しやすい内容でレッスンを行います。こうした高品質な教育が、受講者の申込殺到につながりました。

グローバルチームの力


また、東京大学や北京外国語大学、台湾補仁大学などの学生スタッフが、現地ならではの視点を持ってe-Learningの企画や教材制作に携わっています。この国際的なチームワークは、コンテンツのさらなるクオリティ向上に貢献しています。

CEOのビジョン


プロジェクトを統括する華和結ホールディングスのCEO、王沁氏は、日本のクリエイティブが海外で評価されるよう、様々な取り組みを行っています。「外国人だからこそ理解できる、日本の価値を掘り出す」、この理念をもとに教材開発を進めています。彼女は、日本で学んだ実学の理念を大切にし、クリエイティブ製作から知的財産エージェントまで幅広くサービスを展開することに意欲を燃やしています。

Hahowとの提携


台湾の大手e-LearningプラットフォームHahowは、昨年創業2周年を迎え、日本のイラストデザインe-Learning事業との独占提携を締結しました。HahowのCEO、江前緯氏は、「日本のコンテンツが台湾のユーザーにとって魅力的である」と語り、トレンドを捉える努力をしています。

JCCD Studioの役割


JCCD Studioは日本のコンテンツを海外に輸出する専門のクリエイティブスタジオであり、優れた人材を多数擁しています。彼らは、エンターテイメント業界だけでなく、製造業やサービス業に至るまで幅広くデザインを提供しています。日本のスキルを世界に届けることが彼らのミッションです。

まとめ


台湾での「日本のプロから学ぶイラストデザインe-Learning」は、現地のユーザーニーズを的確に捉えた結果、成功を収めています。これからも日本の文化や価値を国際的に広めていくことでしょう。日本のコンテンツが持つ魅力を再発見するこのプロジェクトに、今後も要注目です。

会社情報

会社名
華和結ホールディングス株式会社
住所
東京都中央区日本橋2丁目1-3 UrbanNet Bldg. 10F
電話番号

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