ジリリタ株式会社と東京経済大学陸上競技部、グラウンドでの新たな挑戦
2023年10月、ジリリタ株式会社は東京経済大学陸上競技部駅伝ブロックとのパートナーシップ契約を締結した。この契約は、同社が開発した「体幹覚醒®」シリーズの導入により、選手たちのフィジカル強化とパフォーマンス向上を図ることを目的とする。
パートナーシップの背景と目的
今回の契約は、東京経済大学陸上競技部の吉村匠監督と石崎智大コーチの積極的なアプローチがきっかけだ。7月、彼らがジリリタのオフィスを訪問し、スラックレール®︎を体験した際、選手たちの潜在能力を引き出す効果を実感し、パートナーシップ締結に至った。
ジリリタ株式会社の高島代表は、「自分の身体が自由に動かせることが、最高のおもちゃ」だとし、この理念のもとで選手たちを指導することに期待を寄せている。具体的には、選手に体幹覚醒®︎のトレーニングメソッドを指導し、箱根駅伝出場というチームの目標達成を共に目指す。
提供される体幹覚醒シリーズ
ジリリタが提供する体幹覚醒®︎シリーズには、「スラックレール®︎」と「ユビスラ®︎」が含まれ、それぞれ選手の怪我予防と身体能力の向上を図る役割を果たす。
- - スラックレール®︎:不安定な形状を活用したトレーニングツールで、体幹の機能性を高める。
- - ユビスラ®︎:足指の間にはめることで、体幹の自然な働きを促すウェアラブルアイテム。
選手たちはこれらのツールを用いて、体幹意識を高め、負担軽減やスタミナ向上を図っていく。
実施予定のトレーニング
高島は8月5日、東京経済大学の練習拠点に赴き、選手たちに対する「体幹覚醒®︎」メソッドの具体的なトレーニング指導を実施した。指導内容は主に体の使い方や体幹意識を高めるもので、選手たちは身体の感覚に新たな気づきを得られたという。
吉村監督は、「選手たちの身体の変化を早速感じ始めている」と発言。この取り組みがチームに新たな風をもたらすことで、箱根駅伝出場の実現へと繋がると期待されている。
ジリリタ株式会社の未来への展望
ジリリタ株式会社は、東京経済大学陸上競技部とのパートナーシップを通じて、今後も選手のパフォーマンス向上と怪我の予防に全力で取り組むとともに、選手たちが「走ることの楽しさ」を再発見できるようサポートしていく。高島は、「チームの目標達成に向けて、全力で応援したい」と誓い、新たな挑戦を一緒に楽しむ姿勢を示した。
このパートナーシップは、単なる契約を超え、選手たちの成長とチームの結束を強固にする重要なステップともなりそうだ。東京経済大学陸上競技部は、残り少ない期間を有効に活用し、箱根駅伝出場を目指す。今後の成果に期待が寄せられる。