文部科学省がHPCI計画推進委員会を開催、次世代計算基盤の最新動向を討議

HPCI計画推進委員会の概要

2024年8月23日、文部科学省の17階研究振興局会議室において、HPCI計画推進委員会（第60回）が開催される。この会議は「次世代計算基盤に係る調査研究」評価委員会（第11回）との合併開催で行われ、ユニークな視点から計算基盤の未来について考察される。

1. 会議の目的と重要性

HPCI（High Performance Computing Infrastructure）計画は、国の科学技術力を向上させるための重要な取り組みであり、この委員会では、日本の国際的な競争力を強化するための次世代計算基盤について検討される。特に、富岳政策対応枠の新規採択課題や、今後のHPCIの運営戦略が議題に上がる。

2. 日時と開催場所

会議は令和6年8月23日、15時から17時の間に開催される。参加者は、オンライン上での傍聴が可能となっており、事前登録が必要である。登録締切は8月21日午前10時となっており、興味のある方は早めの申し込みが推奨される。

3. 議題の詳細

今回の委員会では以下の議題が挙げられている：

- 富岳における政策対応枠の新規採択課題
- 今後のHPCIの運営戦略
- 理化学研究所による次期フラッグシップシステムの検討状況
- 次期フラッグシップシステムの開発・整備に関する事前評価（非公開）
- その他

このように、多岐にわたる議題が取り上げられる予定であり、参加者は相応の知識や経験を持った専門家たちで構成されている。

4. 傍聴・参加方法

傍聴を希望する場合は、文部科学省が提供する専用の登録フォームを利用する必要がある。申し込み後、登録されたメールアドレスに詳細情報が送信され、参加方法や議事資料について案内される。注意点として、参加者が発言することはできず、通信状況によっては中断する可能性もあるため、リアルタイムで行われるオンライン会議に参加する準備を整える必要がある。

また、一部議題は非公開で進行されるため、この場合、傍聴者は退出することが求められる。録画や撮影は禁止されており、会議後には、公開された議題についての概要が文部科学省の公式ウェブサイトで公表される予定だ。