2025年お盆の消費動向と生活者の過ごし方
2025年の夏は、お盆を最大9連休に利用できる日並びが注目されました。そんな中、消費者はこの長期休暇をどのように過ごしたのでしょうか。株式会社クレオの調査データを基に、生活者の消費行動のトレンドを明らかにし、2025年のお盆期間における様々な傾向を探ります。
1. 2025年お盆の帰省状況
2025年の帰省率は、前年と比べて若干の減少傾向にありました。全体の中の3割程度の人々が「帰省先はあるが、帰省しなかった」と答えており、前年より1.7ポイント増加しています。この背景には「自分の家で過ごしたかった」という声が最も多く、続いて「お盆の混雑を避けて帰省を考えていた」との意見が挙げられます。
調査結果から、従来の「お盆に帰省する」という習慣が薄れてきていることが示されており、多くの人が旅費や混雑を避け、都合の良いタイミングで帰省することを選ぶ傾向が顕著になっています。
2. お盆期間中の旅行・レジャー・外食の実態
帰省以外の過ごし方としては「自宅で過ごした」が最多で次いで「ショッピングや買い物」に出かけることが続きました。また、長期休暇の取得がしやすい日並びだったためか、「海外旅行」は前年より微増しましたが、「国内旅行」は減少し、その代わりに「日帰りレジャー」が増加しています。
特に20代・30代の若者は、レジャー関連の活動に積極的で、「日帰りレジャー」や「外食」をイチ押ししています。近場で楽しめるアクティビティが特に人気を得ており、経済的な負担をかけずに楽しみたいというニーズが見えます。
3. 2025年夏の猛暑が消費行動に及ぼした影響
2025年の夏は、過去最高の気温となる記録的な猛暑だったため、生活者は熱中症を避けるための行動として、屋内で過ごす時間が増えました。屋内レジャー施設の人気も高まり、特にお盆期間中に行われた室内イベントが好評を博しました。
また、外食業界では「回転寿司」や「焼き肉」のように、楽しさを味わえる業態が人気でした。暑さを避けながら楽しめるレジャーや外食の需要が増えていることが、この調査からも浮かび上がります。
4. 2025年お盆の消費動向のまとめ
2025年のお盆は、長期休暇を活用できる状況にありましたが、消費者の動向を観察すると、特に若年層がコストを考慮し、無理のない近場レジャーを選ぶ傾向が強いことが判明しました。楽しく過ごせる近場のアクティビティや、暑さをしのげる屋内施設が人気を集め、経済的要因や気候に左右される新たなレジャーのスタイルが確立されつつあることが伺えます。
結論
本記事では、株式会社クレオが発信した「2025~2026年 年末年始の動向予測」の一部を抜粋し、生活者の消費行動データに基づく2025年のお盆の過ごし方をまとめました。この調査は、今後の年末年始の消費動向の参考にもなりそうです。