和柄デザインのギターストラップが登場！アーティストとのコラボレーション企画

島村楽器株式会社は、訪日外国人向けに「和柄」をテーマにしたユニークなギターストラップを発表しました。これらのストラップは、国内外で活動するアーティストとコラボレーションしたもので、特に目を引くのが、招き猫と鬼をモチーフにした二つのデザインです。発売は2024年9月29日で、予約は9月23日から開始されます。

開発の背景

近年、日本を訪れる外国人旅行者が増加しており、2024年7月には329万人が訪れたことが報告されています。このようなインバウンド需要の高まりを受けて、楽器業界としても新たな市場を開拓しようとする動きがあります。そうした流れの中で、島村楽器は独自のアプローチで、伝統的な和柄を取り入れた製品の開発に着手しました。

デザインと制作

今回のギターストラップのデザインは、国際的に知られる和柄イラストレーター、中坪宏太氏によって創作されています。具体的には、縁起物の招き猫をテーマにした『招き猫ギターストラップ』と、ベーシストのわかざえもん氏のために特別にデザインされた『赤鬼武士図肩掛革』の2種類です。これらは、国産レザーを使用した高品質で環境に配慮した製品を製造しているGrande uomoが製作を担当しています。

招き猫ギターストラップ

このストラップは、世界で人気の高い「招き猫」と「胡蝶蘭」の組み合わせが特徴です。招き猫を妖怪「猫又」として描き、個性的で独特なデザインに仕上げられています。中坪氏は、この作品が長寿をもたらす妖怪として描かれる猫のイメージから発想を得たと述べています。

赤鬼武士図肩掛革

次に紹介するのは、わかざえもん氏のシグネイチャーモデルである『赤鬼武士図肩掛革』です。このストラップには、甲冑を身に着けた鬼が描かれており、色合いは赤と金に基づいています。こちらも中坪氏が描いたもので、彼はこの作品を通じて音楽の力と独自性を表現しました。

取り扱いと予約

このストラップは、島村楽器の一部店舗で販売されますが、全店での受注生産も対応予定です。取り扱い店舗としては、札幌パルコ店や新宿PePe店、梅田ロフト店など、全国にある複数の店舗が名を連ねています。また、予約は2024年9月23日から可能となります。価格は招き猫ギターストラップが36,300円（税込）、赤鬼武士図肩掛革が38,500円（税込）で、ストラップ穴のタイプも選ぶことができます。

購入特典

さらに、わかざえもん氏のシグネイチャーモデルを購入した方には、直筆のサイン入り色紙がプレゼントされる特典も用意されています。ただし、数量限定のため、早めの予約が推奨されます。

中坪宏太氏の背景

中坪氏は、肉筆浮世絵師でデジタルアーティストとしても活躍しており、和柄をテーマにした作品を多く手がけています。彼の作品は国内外で評価されており、ゲームの制作にも関わった実績があります。

わかざえもん氏のプロフィール

一方、わかざえもん氏はレフティーベーシストとして多くのバンドで活動しており、近年では新しいバンドの参加も発表して注目を集めています。彼の音楽スタイルはジャンルを問わず、多くのファンから支持を受けています。音楽業界における彼と中坪氏のコラボレーションは、日本の伝統文化と現代音楽の融合を象徴しています。

この新たなギターストラップは、音楽を愛する全ての人々にとって、文化を感じさせるアイテムとして大いに注目されるでしょう。事前の予約を検討する方は、ぜひ店舗に足を運んでみてください。