スペイシーがAmplitude導入でデータドリブンなプロダクト改善を実現
レンタルスペース予約サイト「スペイシー」が、ユーザー行動分析ツール「Amplitude」を新たに導入しました。この取り組みは、株式会社DearOneが支援を行ったもので、今後のプロダクト改善やマーケティング施策における重要なステップと位置付けられています。
Amplitude導入の背景
スペイシーは、貸会議室やレンタルスペースをリーズナブルに提供しています。その利便性をさらに向上させるために、ユーザーがどのようにサービスを活用しているかを深く理解する必要があると考えました。Amplitudeの導入により、ユーザーの行動パターンや特徴をクロスチャネルで分析し、プロダクトの改善に役立てる狙いです。
主な目的
1.
プロダクト改善
ユーザー行動の詳細な測定と分析を通じて、UI/UXの改善やキャンペーンの見直しを迅速に行うことができます。データに基づいた意思決定を行うことで、ユーザーのニーズに応えるプロダクトを提供することを目指します。
2.
LTVの向上
顧客生涯価値(LTV)が高いユーザーについて、その行動を分析し共通点を見出すことで、他のユーザーにも同様の成功をもたらすマーケティング施策の展開を可能にします。
3.
社内データ活用の推進
経営幹部からマーケティング担当者まで、全てのメンバーが協力して顧客の旅路に影響を与える要因を特定し、その改善に取り組むことが期待されています。
DearOneの支援と今後の展望
株式会社DearOneは、NTTドコモの子会社として、マーケティングの新たな道を切り拓く企業です。スペイシーのグロースマーケティングを実現するために、引き続きAmplitudeを活用したデータ分析を支援していきます。データドリブンなアプローチを採用することで、改善施策の迅速化を図ります。
スペイシーのサービスとは?
スペイシーは、貸し会議室やミーティングルーム、セミナー会場など、多様な用途でのレンタルスペースの予約・決済を可能にするサービスを提供しています。その理念は「誰もが、やりたいことを、それに最も適した場所でおこなうことができる世界を実現する」ことにあります。
スペイシーは、適切なスペースとユーザーのマッチングを重視し、所有に依存しない新しいスペースの活用を推進しています。これにより、自由な働き方とライフスタイルを促進し、社会全体の発展を目指しているのです。
代表取締役のコメント
スペイシーの代表取締役兼COOである征矢貴彦氏は、Amplitude導入に際して、「我々のプロダクト改善にデータドリブンなアプローチを導入することで、ユーザーの行動に基づいた改善が可能になる」と期待を寄せています。これにより、事業運営の透明性も高まり、ユーザー体験の向上に繋がるでしょう。
Amplitudeの効果
Amplitude導入によって、具体的な離脱ポイントや改善点が可視化され、実施した改善施策の結果、コンバージョン率(CVR)の向上という具体的な成果を得ることができました。
このように、データ分析を取り入れることで実際の業務に即した迅速な対応が可能となり、より良いサービスを提供するための基礎が築かれつつあります。
Amplitudeとは?
Amplitudeは、IBMやWalmart、PayPalなど約3000社の企業に導入されている米国発の行動分析ツールです。これにより、オンラインデータとオフラインデータの統合分析が可能であり、マーケターやプロダクトマネージャーが専門的な知識なしで直感的に使用できる点が魅力です。
詳細は
こちらからご覧いただけます。
まとめ
レンタルスペース予約サイト「スペイシー」がAmplitudeを導入することで、データに基づいたプロダクト改善が期待されます。この取り組みが今後どのような成果を生むのか、引き続き注目していきたいところです。データドリブンなアプローチによって、より良いサービスが提供されることを期待しています。