DIMENSEとパナソニックが贈る次世代壁紙の魅力
2025年5月、上海で開催される「第29回中国国際キッチン&バス設備展覧会」において、ディスプレイや空間演出に革新をもたらすDIMENSEが、パナソニック ハウジングソリューションズとのコラボレーションを行います。この連携により、パナソニックの展示スペースには、独自の壁紙装飾が施され、訪れる人々に新たな視覚体験を提供することが期待されています。
DIMENSEの革新性
DIMENSEとは、ローランド ディー.ジー.が開発したデジタルプリントソリューションです。この技術により、最大で2.0mmの立体的な凹凸を持つデザインが可能となり、さまざまなインテリア装飾に新たな価値が加わります。特に、照明との組み合わせによって、壁紙の凹凸に影が生まれ、空間をより深みのあるものに演出します。
DIMENSEは、特別な発泡性のあるメディアと、水性樹脂のCMYKインクを用い、ヒーターによって印刷後に発泡を促します。これにより、思い描いたデザインを忠実に具現化し、ユニークで存在感のある表現を可能にします。企業のメッセージやストーリーを視覚的に感じられる空間づくりが実現します。
パナソニック ハウジングソリューションズの役割
パナソニック ハウジングソリューションズは、住宅関連の製品を広く取り揃える総合住宅ソリューション企業です。システムキッチンやバス、建具などの設備を提供し、快適で持続可能な暮らしを実現するために、幅広い技術と製品を展開しています。今回の展示は、パナソニックの住宅設備の魅力を引き立てるために、DIMENSEの技術を最大限に活かすことが狙いです。
展示会での期待
「第29回中国国際キッチン&バス設備展覧会」は、アジア最大、さらには世界最大級の専門展示会です。ここでは、最新の技術や製品が紹介され、多くの業界関係者が一堂に会します。DIMENSEのような先進的な技術が目の前で実際に見られることから、特に注目が集まることでしょう。
特に印象的なのは、DIMENSEが提供するデザインのインパクトです。空間に新たな彩りを加えながら、周囲の環境との調和を図ることも可能です。この技術を活用した壁紙は、単なるインテリアに留まらず、訪れる人に記憶に残る体験を提供します。
未来への展望
ローランド ディー.ジー.株式会社は、印刷業界やインテリアデコレーションのデジタル化を進め、クリエイターや企業の表現力を向上させることに注力しています。DIMENSEの登場によって、新しい表現方法が広がり、さまざまな業界での活用が期待されています。
今回のパナソニックとのコラボレーションは、DIMENSEの持つ可能性を具体的に示すものであり、新たなビジュアルコミュニケーションの時代を迎え入れる一歩となるでしょう。