3月1日、U-NEXTで日本王者と挑戦者が壮絶タイトルマッチを展開！

3月1日、U-NEXTでのタイトルマッチに注目

2025年3月1日、U-NEXTで、ボクシングファン垂涎の「チャンピオンカーニバル」が開催され、メインイベントでは日本スーパーライト級タイトルマッチが行われます。この一戦は、日本王者の李健太（帝拳）選手と挑戦者の渡来美響（三迫）選手による、期待のダブルタイトルマッチです。

メインイベントの見どころ

メインイベントの対戦カードは、王者・李健太が挑戦者・渡来美響を迎え撃つ形で、日本スーパーライト級の頂点を巡る激闘が繰り広げられます。李選手は28歳で9戦8勝（2KO）1分、対する渡来選手は26歳で6戦6勝（4KO）と、お互いに充実した戦歴を誇ります。李選手は過去最強の相手の登場を予感させ、自らの成長を感じています。特に「気合の入り方が違う」と自信をのぞかせます。

彼は、昨年9月に山本ライアンジョシュア（ワタナベ）選手を下し、初防衛に成功して以来の重要な試合で、注目される立場となったことを実感しています。これまでコロナの影響で試合がなかなかできなかった時期を経て、ボクシングができる環境への感謝を語り、試合への意欲を語ります。

一方、挑戦者の渡来選手は、王座初挑戦に向けた意気込みを示しています。「自分の目標は世界王座を取ること。それに向け今回の試合でも『渡来は世界に行ける』と思わせる内容で勝ちたい」と話し、挑戦を前に強い決意を感じさせます。実際、米国での練習を通じて磨いたスピードやパワーを最大限に引き出し、勝利を目指す姿勢が見て取れます。

セミファイナルの注目カード

セミファイナルでは、日本バンタム級王者の増田陸選手が同級1位の松本海聖選手との防衛戦を行います。増田選手は、7戦中6勝（6KO）1敗の好成績を収めており、前回の宇津見義広（ワタナベ）戦以来、約4ヶ月ぶりの試合に挑みます。増田選手は昨年末に松本選手を視察し、相手の質の高さを認識した上で戦略を練ってきました。

増田選手は「今回のテーマは美しいボクシング」と語るように、パンチ力だけでなく、スムーズな動きにも重点を置いた練習を重ねてきたとのこと。挑戦者の松本選手は全日本新人王を獲得した実力者で、正確なパンチとスピードを持ち合わせるタイプ。今回の対決も、とてもテクニカルな戦いになることが期待されます。