新たに開設されたさいたま看護学部の魅力と特長
2020年4月、日本赤十字看護大学は新しい拠点として「さいたま看護学部」を正式に開設しました。この学部は、日本赤十字社が提供する看護教育の一端を担い、地域に根ざした看護人材を育成することを目指しています。キャンパスは埼玉県さいたま市に位置し、大宮駅から徒歩わずか10分の便利な立地にあります。
大宮キャンパスの特徴
さいたま看護学部の大宮キャンパスは、開放感のあるエントランスホールを持ち、アクティブ・ラーニングやグループワークを支援する最新の設備が整っています。これにより、学生同士の交流が促進され、実践的な看護教育が実現されています。特に、少子高齢化が進む社会において、地域に密着したケアを提供できる看護師の育成に力を入れています。
学部の設置概要
さいたま看護学部の修業年限は4年で、入学定員は80名です。入学にあたる学納金は、初年度178万円(予定)となっており、質の高い教育を受けるための環境が整っています。キャンパスには、埼玉県内の赤十字施設とのネットワークが活用され、学生は実地での経験を積むことができ、より専門的な知識と技術を身につけることができます。
取得可能な資格
この学部においては、看護師の国家試験受験資格が取得可能であり、それに加えて保健師の資格(選択履修20名)も取得できます。また、養護教諭二種、第一種衛生管理者の資格も、保健師免許取得後の申請によって得ることができます。多様な資格取得の機会が提供されており、将来のキャリアパスを広げる上で非常に有用です。
入試制度について
今後予定されている入試制度には、推薦入学者選抜試験(公募推薦、指定校推薦、支部長推薦)、一般入学者選抜試験、大学入試センター試験利用型の選抜試験(Ⅰ-A、Ⅰ-B、Ⅱ)が含まれています。幅広い選考方式により、多様なバックグラウンドを持つ学生が集まり、充実した学びの場となることが期待されています。
説明会やオープンキャンパスの開催
今後、学部説明会やオープンキャンパスも予定されているため、興味のある方はぜひ参加してみてください。説明会の詳細は以下の通りです。特に、事前申し込みが必要なので、早めに登録することをお勧めします。
- 7月21日(日) 13:00~/15:00~
- 9月28日(土)
- 10月26日(土)
- 11月24日(日)
- 8月 4日(日) 13:00~16:30
- 8月 7日(水) 13:00~16:30
- 8月17日(土) 13:00~16:30
日本赤十字看護大学の歴史
日本赤十字看護大学は、1890年に設立された日本赤十字社病院を起源とし、日本赤十字中央女子短期大学を経て1986年に4年制大学として誕生しました。看護教育の分野で先駆的な役割を果たす大学として、国内外の看護系大学との連携も強化しながら、充実した教育・研究を進めています。
秋の入学を目指して
新たに開設されたさいたま看護学部は、地域社会での看護実践を重視し、学生が成長できる場を提供しています。医療現場で即戦力として活躍できる人材を育成するために、丁寧な指導と充実したカリキュラムが整備されています。興味のある方は、ぜひこの機会を見逃さずに、説明会やオープンキャンパスに参加してみてください。