映像配信サービス連携開始
2022-11-15 15:00:02

TOMODYとミックウェア、災害対策に繋がる映像配信サービス連携開始

TOMODYとミックウェア、災害対策に繋がる映像配信サービス連携開始



近年、自然災害の増加に伴い、迅速かつ正確な情報伝達が求められています。この課題に対し、株式会社TOMODY(東京都千代田区)が提供するライブ配信オンラインスイッチングサービス「WRIDGE」と、株式会社ミックウェア(兵庫県神戸市)が提供する録画データ流通サービス「Mvcube(TM)」が連携し、新たな映像配信システムが誕生しました。

災害時におけるリアルタイム映像配信



「Mvcube(TM)」は、ドライブレコーダーや監視カメラなどの複数のデバイスから、日時、場所、デバイスといった条件に合致する録画データを抽出・視聴できるサービスです。一方、「WRIDGE」は、複数拠点からの映像ソースをクラウド上でスイッチングし、配信できるサービスで、ライブ配信における負担やコストを軽減します。

この2つのサービス連携により、スマートフォンアプリから「Mvcube(TM)」に接続することが可能になり、災害現場からのリアルタイム映像配信が容易になります。例えば、河川の氾濫が危惧される状況において、車が入れない狭い道や堤防の上からスマートフォンで撮影した映像をリアルタイムで配信できるようになるのです。

複数拠点からの映像を遠隔操作で配信



各地から届くリアルタイム映像を遠隔からスイッチャー機能を用いて必要な映像だけを配信することも可能です。従来のドライブレコーダーでは撮影が難しかった場所からの映像も活用でき、より詳細な状況把握に役立ちます。「WRIDGE」アプリ上では、撮影者とスイッチャー間のリアルタイム会話も可能で、円滑な連携をサポートします。この会話は配信に流すことも、流さないことも選択できます。

情報収集プロセスの効率化



従来の情報収集プロセスでは、録画データの発見や画像の鮮明さが課題となるケースがありました。本システムでは、様々な指定検索条件で録画データにアクセスできるため、迅速な情報収集と的確な状況判断が可能になります。クラウド上に保存される録画データは、災害後の分析にも役立ちます。

「WRIDGE」と「Mvcube(TM)」の特長



「WRIDGE」

シンプルで直感的なUI
複数拠点からの映像を簡単にスイッチング
クラウド処理による配線削減
スマートフォンや各種ビデオカメラの遠隔操作
撮影者とスタッフ間のリアルタイム会話機能
リアルタイム動画のリプレイ機能

「Mvcube(TM)」

多角的な視点からの映像データ収集と配信
シーン、位置、時間に着目したデータ提供
クラウド上のデータ保存

企業情報



株式会社TOMODY

所在地:東京都千代田区神田三崎町2-11-12アイロン三崎町6F
代表者:代表取締役 CEO 冨森健史
URL:https://tomody.co.jp/

株式会社ミックウェア

所在地:兵庫県神戸市中央区浪花町59 神戸朝日ビルディング
代表者:代表取締役社長 兼 会長 鳴島健二
* URL:https://micware.co.jp/

この連携によって、災害時における迅速な情報伝達と的確な対応が期待されます。今後、更なる機能拡充やサービス連携を通して、防災対策への貢献が期待されます。

会社情報

会社名
株式会社TOMODY
住所
東京都 千代田区 神田三崎町 2-2-6 The corner 水道橋 3F
電話番号
03-6272-8388

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