カーボンリサイクル技術の未来とIHIの取り組みを探るJPIセミナー

JPIセミナーで学ぶカーボンリサイクル技術の実態

12月20日、JPI（日本計画研究所）は、カーボンリサイクル技術に関するセミナーを開催します。このセミナーでは、株式会社IHI技術開発本部の鎌田博之博士を講師に迎え、カーボンリサイクル技術の最新の取り組みと、その中で残される課題について詳細に説明いただきます。

セミナー概要

本セミナーは「（株）IHIにおけるカーボンリサイクル技術開発の取り組みと残された課題」というテーマで、ネットゼロ社会へ移行するために不可欠な技術であるカーボンリサイクルに焦点を当てます。鎌田博士は、特にCO2を有価物に転換する技術について、その原理や特徴をわかりやすく解説します。

ネットゼロ社会に向けての重要性

地球温暖化の進行やエネルギー問題が深刻化する中、化石燃料に代わる新たな資源の活用が求められています。CO2を原料として燃料や化学原料に変換する技術は、今後の持続可能な社会の実現に不可欠です。IHIが取り組むCO2メタン化やフィッシャー・トロプシュ反応など、先進的な技術を通じて、どのように新たなエネルギー資源を創出しているのか、詳細に知ることができる貴重な機会となります。

講義トピック

セミナーでは、以下のような具体的なトピックが扱われます：
1. ネットゼロ社会へ向けた流れ
2. カーボンリサイクルによるCO2転換の原理と特徴
3. IHIにおけるe-methane製造の取り組み
4. IHIの低級オレフィン類、持続可能な航空燃料（SAF）技術の開発
5. 実装に向けた課題と今後の展望
6. 質疑応答
7. 名刺交換および交流会

参加者同士の交流の場が設けられ、新たな人脈形成やビジネスの機会創出にも繋がるセミナーです。また、ライブ配信での参加も可能で、終了後にはアーカイブでの視聴もできるため、参加できなかった方でも後から情報を得ることができます。

受講情報

- 日付：2024年12月20日（金） 13:30 - 15:30
- 受講方法：会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信（2週間視聴可）
- 受講料：1名あたり33,410円（税込）、2名以降は28,410円（社内・関連会社での同時申し込み時）

セミナー終了後には、講師との個別オンライン対話の時間も設けられており、参加者が直接質問をしやすくなっています。気になる技術やビジネスモデルについて直接の対話を通じて理解を深める機会となるでしょう。

このセミナーは、カーボンリサイクル技術に関心のある方や、持続可能な社会の実現に貢献したいと考える企業人にとって、非常に有意義な内容と言えます。詳細と申し込みは、JPIの公式サイトからご確認ください。