白虎の初恋が描く中華ファンタジーBLの新連載が始動

中華ファンタジーBL「白虎の初恋―ちいさな君主と薔薇の従者―」

2025年10月2日(木)から、株式会社リブレが提供するWEB雑誌『くろふねピクシブ』にて新たな連載が始まります。著者は中国出身のWinslowで、本作『白虎の初恋―ちいさな君主と薔薇の従者―』は、本格的な中華ファンタジーBLとして注目です。日本の読者に中華文化をテーマにした壮大な物語をお届けします。

あらすじ

物語の舞台は四人の獣人聖主がいる中国風の国です。それぞれの聖主は一人の補佐官を選ぶことが決まっており、その補佐官には永遠の忠誠が求められます。この物語の主人公は若くして君主となった白虎の少年・空（クウ）。彼は亡き父の跡を継ぎ、国を治める責任を負っています。

国中の名門が名誉ある補佐官の地位を狙う中、空の前に現れたのは李賀（りが）という男。軽薄で解読が難しい彼の第一印象は最悪ですが、実は彼にはクウに対する特別な思いが秘められています。最初は虚勢を張っていた空ですが、次第に李賀の優しさに心惹かれていく様子が描かれます。

登場人物

空（クウ）

彼は四人の獣人聖主の一人であり、幼くして権力を握った独自の魅力を持つキャラクターです。父の死後、早くから君主としての役割を果たさなければなりません。その肩書きに重圧を感じながらも、成長していく姿が見どころです。

李賀（りが）

李賀は空の補佐官として選ばれた男ですが、その軽薄な言動とは裏腹に真意が見えず、謎めいた魅力で観客を惹きつけます。彼は最初こそ軽薄に見えながらも、実は空に対する思いやりを持っている、複雑なキャラクターです。

この二人の関係性が物語の核となっており、互いに絆を深めていく過程が描かれています。物語全体で中華の文化やファンタジーの要素が大いに活かされており、読者を引き込む魅力があります。