ニセコリン・リンファームのクリスピーチーズが金賞に輝く
北海道ニセコ町の「ニセコリン・リンファーム」が製造する『クリスピーチーズ プレーン』が、全国商工会連合会主催の『buyer’s room 2024(9月の部)』において金賞を受賞しました。この受賞は、地域資源を活かした特産品の普及と中小企業を支援する取り組みの一環として評価され、商工会の重要な役割を証明しています。
受賞の背景と『buyer’s room』の意義
この『buyer’s room』は、全国各地の中小企業が商品開発や販路開拓に取り組むイベントです。2023年には104商品が応募され、約40名のバイヤーによる厳正な審査が行われました。ニセコリン・リンファームが受賞した『クリスピーチーズ プレーン』は、北海道産生乳を使用して作られたゴーダチーズで、カリカリに焼き上げられています。この賞により、同製品の付加価値が向上し、さらに多くの消費者にその魅力が伝わることが期待されます。
クリスピーチーズの特徴
『クリスピーチーズ プレーン』は、ニセコフロマージュから事業を承継したもので、製法は変わっていません。そのまま食べることもできる一方で、サラダやスープのトッピングとしても最適です。素材の濃厚なチーズの味わいは、さまざまな料理と相性が良く、幅広いシーンで楽しむことができます。
他の受賞商品
今回の審査では、金賞のほかにも銀賞や銅賞が選ばれました。銀賞には福岡県の居食屋一栄の「粗挽き生柚子胡椒」が選ばれ、唐辛子の自家栽培から生まれた商品として話題になりました。また、山形県の株式会社ファインの「黒毛和牛ユッケ風生ハム」が銅賞を受賞し、高級食材を用いた新感覚の味わいが注目されています。
商工会の役割と地域産業の活性化
商工会は、地域の商工業者をサポートする重要な組織であり、各地域の特産品を育成する役割を担っています。今回の受賞は、ニセコリン・リンファームだけでなく、地域全体のブランド力を高める機会ともなるでしょう。商工会を通じて、地域の特産品が発掘され、発展していくことが期待されます。
まとめ
ニセコリン・リンファームの『クリスピーチーズ プレーン』の金賞受賞は、地域の力を信じ、努力し続ける事業者たちの成果のひとつです。これからも地域特産品としての魅力が広まり、多くの人に愛されることを願っています。また、次回の『buyer’s room』に参加する事業者も、地域の特性を活かした魅力的な商品を世に送り出してほしいと思います。