新しいライフスタイルを提唱する「日本バルコニスト協会」設立の背景とは

日本バルコニスト協会の設立について

一般社団法人日本バルコニスト協会が設立されました。この協会は、私たちの生活様式に大きな影響を与えた新型コロナウイルスの影響を受けて生まれた組織です。外出自粛によって促進されたテレワークによるパーソナルな時間の増加は、同時にコミュニケーション不足を生み出してしまいました。また、経済的な不安や将来への不安も高まっている現代社会において、ストレスを感じる人々が増えている現状があります。

このような背景を踏まえ、一般社団法人日本バルコニスト協会は、身近にあるバルコニーなどのオープンエリアを活用し、心豊かなライフスタイルを提案することを目的としています。バルコニーによって創出される非日常空間は、様々な可能性を秘めています。新たなコミュニケーションの場、アイデアを育むワークスペース、リラクゼーションの場としての利用が期待されます。

バルコニストとは？

「バルコニスト」とは、バルコニーを快適な空間に整え、個々のスタイルで活用する人を指す造語です。協会のモットー「貴方も窓を開けて」は、バルコニーをきっかけに新しい出会いやコミュニケーションを育むことを目指しています。これまでとは異なるバルコニーの使い方によって、日常生活をより豊かにする価値をコミュニティ内で共有し、新たな魅力を創出していく予定です。

バルコニーだけでなく、ベランダやテラス、ガーデンなど、住居に隣接するオープンエアのエリアを含む活用法についても広く提案していきます。

協会の目的

日本バルコニスト協会は、以下の目的を掲げています。
1. バルコニーやその他のオープンエアエリアの活用を広めること
2. バルコニーを通じたコミュニケーションの場を提供し、様々な交流を促進すること
3. バルコニーに新しい価値や、有機的な時間の共有を通じて新たなライフスタイルを発見すること

これらの目的をもとに、協会は様々なイベントや講演の開催、広報活動を通じてオープンエアエリアの活用を促進します。また、活用方法に関する調査や研究も行い、必要な情報を収集、管理し、適切に運用していくことも重要な活動です。