未来の水中工事：2025年日本国際博覧会の展示内容を紹介

未来の水中工事：新たな時代を築く技術

2025年に大阪で開催される日本国際博覧会にて、青木あすなろ建設とコマツによる展示が注目されています。3月10日に開催された「未来社会ショーケース事業」記念式典では、両社が共同で出展する「未来の水中工事」の展示プレイスが初めてお披露目されました。その内容に迫ります。

未来の水中工事とは？

近年、自然災害の頻発や工事担い手の不足が問題とされています。このような社会課題の解決に向け、1970年の大阪万博の翌年に誕生した水陸両用ブルドーザーがさらに進化を遂げた「未来の水中工事」が提案されています。具体的には、最新のICT技術を駆使し、自動制御が可能な電動式水中施工ロボットにより、専門知識がなくても安全かつ快適に工事が行える未来の姿です。

展示プレイスの内容

今回公開された展示プレイスでは、『誰もが活躍・命や暮らしを守る「未来の水中工事」』をテーマに、様々な工夫が凝らされています。水中施工ロボットのコンセプトモデルが精巧に再現された大型模型や、サンドアート、CG映像、実写を組み合わせたショートムービーが展示され、来場者に「未来の水中工事」の全貌を伝えています。

特に注目すべきは、展示入口の床に投射された海辺の映像です。そこでは、来場者の足跡が水中施工ロボットによって追いかけられるというインタラクティブな演出が施されています。また、訪れた人々は、上に設置された3Dディスプレイで泳ぐ水中生物を観察しながら、メインスクリーンに飛び込む水中体験も楽しめる仕組みになっています。

未来の水中施工ロボットの役割

この水中施工ロボットは、防災や災害復旧のみならず、再生可能エネルギーの推進や藻場・干潟の造成（ブルーカーボン）といった活動にも貢献します。これにより、地球温暖化の防止にも寄与する理想的なツールけん引力を秘めています。

まとめ

青木あすなろ建設とコマツによる「未来の水中工事」は、その展示を通じて、皆が協力し合いながら未来を築いていくための道筋を描いています。この博覧会がもたらす新たな技術の可能性をぜひ体感してみてください。今後の進化も含め、ますますの注目が集まることでしょう。

詳細情報や関連動画については、公式サイトもご覧ください。動画リンク