JR西日本ホテルズのホテリエが競うコンテストの詳細
2024年9月9日、京都府の「THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collection」では、株式会社ジェイアール西日本ホテル開発主催の「JR西日本ホテルズ レストランサービスコンテスト」が開催されました。このコンテストは、グループに所属する若手サービススタッフの成長とスキル向上を目的としており、今年で16回目を迎えました。
コンテストの目的と背景
JR西日本ホテルズは、世界に誇れるサービス水準の追求を掲げ、グループ内で様々な人材育成の取り組みを行っています。その一環として実施される「レストランサービスコンテスト」は、サービス業に必要な技術や提案力を高めるための場とされています。
コンテストには、グループ内の9つのホテルから選ばれた18名の参加者が集まり、接客技術の研鑽の成果を発表しました。参加者は年齢や経験に応じて「ジュニア部門」と「シニア部門」の2つの部門に分かれ、それぞれ異なる競技形式で競いました。
競技内容
ジュニア部門
「ジュニア部門」では、各選手が自ら作成したシナリオに基づいて接客を行うロールプレイング形式で実施されました。ここでは特に接客技術やホスピタリティマインドが重視されており、参加者は店舗でのお客様の入店から退店までの一連の流れを想定し、シナリオに沿った演出を行いました。
シニア部門
一方「シニア部門」では、ワインやメイン料理、創作デザートを提供するシーンを想定しました。ここでは、基本的なサービス技術に加え、英語での接客や料理に合ったワインの提案能力が求められました。また、アレルギーに対する知識や対応力も重要視され、審査基準に取り入れられました。
審査員と結果
審査はグループ各ホテルの料飲部長や宴会部長、外部審査員の中西敏之氏によって行われ、厳格な審査のもと優秀な参加者が選ばれました。
「ジュニア部門」では、THE OSAKA STATION HOTEL, Autograph Collectionの佐々木里菜さんが金賞を受賞し、「シニア部門」ではホテルグランヴィア大阪の小林健太さんが優勝を飾りました。
参加者の成果
- 金賞: 佐々木里菜 (THE OSAKA STATION HOTEL)
- 準優勝: 木村美月 (ホテルグランヴィア京都)
- 3位: 西村彩希 (ホテルグランヴィア京都)
- 優勝: 小林健太 (ホテルグランヴィア大阪)
- 準優勝: 河盛由紀子 (ホテルグランヴィア広島)
結論
このような取り組みを通じて、JR西日本ホテルズはスタッフの技術向上のみならず、訪れるお客様に対してより良いサービスを提供していくことを目指しています。今後もホスピタリティの向上に努め、地域社会への貢献を果たしていくことでしょう。
JR西日本ホテルズの取り組みは、持続可能な開発目標(SDGs)とも関連し、豊かな社会づくりに寄与しています。今後の活動にもぜひご注目ください。