学生の将来を見据えた特別講義が開催！ロエベの人事担当も登壇

東京でファッション業界のキャリアを学ぶ特別講義

2024年11月28日、東京都内の日本女子大学被服学科にて、株式会社iDAが主催するキャリアデザインの特別講義が開催されました。この講義には、スペインのラグジュアリーブランド「LOEWE」の人事担当者、石濱誉大氏を招きました。学生たちは、ファッション業界におけるキャリアの可能性について深く学ぶ貴重な機会を得ることができました。

講義の内容と目的

iDAはファッション関連教育機関からの要望に応じて、定期的にキャリアコンサルタントの講義を行っています。目的は、学生たちがキャリアビジョンを明確にし、自分自身の軸を持って主体的な就職活動を行うことです。今回の講義では石濱氏を特別講師に迎え、実際のキャリアパスや求められる人物像について解説しました。

ファッション業界における求める人物像

講義では、参加学生がグループワークを通じてファッション業界における求められるスキルや人物像を発表しました。石濱氏は「LOEWE」が求める人材像に加え、業界全体で必要な資質についても詳細に説明しました。彼自身の経験をもとに、実践的なアドバイスとともに学生たちが考える内容に寄り添いながら進行されました。

具体的なキャリアパス

石濱氏は、自身が販売職から人事へとキャリアを移行した背景について語りました。ファッションの専門知識を生かせる環境での経験が、今後のキャリア形成にいかに役立つかを強調しました。顧客と直接接する販売の仕事は、将来的なキャリアの幅を広げるために重要であると述べました。

サステナビリティへの取り組み

講義の中では、「SUSTAINABILITY AT LOEWE」と題し、LVMHグループ全体での環境への取り組みについて詳しく解説されました。LOEWEがどのようにして持続可能な素材調達や製造プロセスに取り組んでいるか、石濱氏は多岐にわたる取り組みを紹介しました。サステナビリティは現代のファッション業界において避けては通れないテーマです。

受講生の声

・「サステナビリティについて学べてよかった。今後のデザイナーとしてのキャリアに役立てたい。」
・「グループディスカッションが面白く、自分が思い描く人物像と一致していて安心しました。」
・「外資系企業と日本の企業での求められる人物像の違いを実感した。広く学ぶことができ、視野が広がりました。」

このように、学生たちは講義を通じてファッション業界への理解を深め、自らのキャリアビジョンについて具体的に考えるきっかけとなりました。