トビラフォン Biz、累計5,000台を突破し新機能を無料提供

トビラフォン Biz、累計5,000台を突破

トビラシステムズ株式会社が提供するビジネスフォン向け製品「トビラフォン Biz」が、晴れて累計販売台数5,000台を超えました。この成功を受けて、同社は新たなサービスとして通話の文字起こし機能「音声テキスト化」を2025年5月から全てのユーザーに対して月10時間分まで無償で提供することを発表しました。この機能は業務効率化の促進やカスタマーハラスメント（カスハラ）対策に大きな役割を果たすものと期待されています。

カスタマーハラスメント対策の必要性

近年、カスハラは深刻な社会問題として浮上しています。特に2025年4月には東京都などの自治体で全国初となる「カスハラ防止条例」が施行され、企業や自治体がこの問題に対処する必要がますます高まっています。電話によるカスハラは可視化が困難であるため、トビラフォン Bizは自動通話録音や通話テキスト化、ダッシュボードによる通話データの集約機能を備え、ユーザーが迅速かつ正確に対応できるようサポートしています。

特に医療機関や小売業、公共機関においては、電話対応が格段に多いため、導入が進み、販売台数はますます増加しています。こうした背景から、「トビラフォン Biz」のニーズは高まり続けているのです。

無償提供される音声テキスト化機能

新機能である音声テキスト化は、自動で通話内容を文字に起こす仕組みです。これにより、対応履歴の記録や聞き返しの手間を省くことができるため、「言った・言わない」というトラブルの防止にも貢献します。従来は有料オプションであったこの機能が、今後は全ユーザーに無料で提供されることにより、より多くの企業が活用しやすくなります。業務の効率化やカスハラ対策に対して強力な助けとなることでしょう。

利用者の声—業務の改善事例

実際にトビラフォン Bizの音声テキスト化機能を活用している企業の体験談をご紹介します。

1. トークスクリプトの質向上: 自動車販売業の一企業では、担当者による応対内容のばらつきが問題視されていましたが、トビラフォン Bizを導入したことで、研修で模範的な応対の録音データを使用し、音声テキスト化でトークスクリプトを作成することで、対応品質が均一化。クレーム数も顕著に減少したそうです。

2. 業務効率化の大幅な向上: 生鮮魚介卸売業では、留守番電話に届いた注文メッセージを翌朝に確認する手間が大きな課題となっていました。しかし、トビラフォン Bizの導入後、パソコン上で簡単に履歴の絞り込みが可能になり、音声データをテキスト化したメール通知によって業務のスピード感が大幅に向上しました。

3. ストレスの軽減: 広告・デザイン業界においても、通話のメモを取る業務が削減され、数時間分の業務効率化に繋がったとの声が多く聞かれます。通話後のメモ取りが不要となり、急いで情報を残す必要も無くなったため、業務の遂行がずっとスムーズになりました。

トビラフォン Bizの魅力

「トビラフォン Biz」は単なるビジネスフォンではなく、あらゆるビジネスシーンに対応する機能を搭載した、まさにオフィス電話の進化系です。迷惑電話やFAXのブロック、自動通話録音システム、管理が可能なクラウドインターフェースなど、多精度な機能を集めています。それにより、企業は効率的かつ効果的な業務を展開しやすくなっています。

トビラシステムズについて

トビラシステムズは、テクノロジーを用いて社会的な問題解決に力を注ぐ企業です。特殊詐欺やフィッシング詐欺といった犯罪撲滅のために、情報収集を行いデータベースを構築しています。その結果、月間約1,500万人が同社のサービスを利用しています。

その取り組みによって、トビラシステムズは現代社会における安全で便利なコミュニケーションを実現しているのです。トビラフォン Bizの公式サイトでは、さらなる詳細情報が確認できますので、ぜひチェックしてみてください。