高校生向けのチーム医療体験会の開催
3月19日、新潟医療福祉大学で「チーム医療体験会」が行われました。本イベントは、保健・医療・福祉・スポーツの専門職を目指す高校生に向けたもので、県内外の7校から約120名の学生が参加しました。
本学では、「高大医連携」を推進しており、高校生に医療や福祉の現場をより良く理解してもらうため、出張講義や体験会を定期的に実施しています。この取り組みの一環として、チーム医療を学ぶ体験会が位置づけられています。
午前のプログラム
体験会の午前中は、各学科に分かれて、教員からそれぞれの資格や職業に関する講義が行われました。参加した高校生たちは、医療職や福祉職についての詳細を聞き、関連する体験を通じて理解を深めました。
また、チーム医療の実践において、各職業がどのように連携し合うのか、その重要性についても説明がされました。実際の医療現場における多職種連携の必要性を体感することができたことでしょう。
午後のグループワーク
午後からは、参加者はグループに分かれ、多職種連携に関するグループワークを実施しました。午前中に学んだ知識を活かし、新潟医療福祉大学が提示した症例に対する支援策について、それぞれの専門職の視点から意見を出し合い、その意見をまとめて発表しました。
このプログラムにより、高校生たちは異なる専門職の役割に対する理解をさらに深め、将来の進路選択に対する大きなヒントを得ることができたはずです。
新潟医療福祉大学の特徴
新潟医療福祉大学は、医療系専門職を育成するための総合大学であり、全国屈指の規模を誇ります。看護、医療、リハビリ、栄養、スポーツ、福祉、さらには医療ITを学ぶ6学部15学科を有し、多様な学問を横断的に学ぶことができます。これにより、医療現場で求められる「チーム医療」を実践的に学べる環境が整っています。
また、学生には資格取得支援や就職支援が充実しており、優れた国家試験合格率を実現しています。特にスポーツ系の学科があることから、医療とスポーツを融合させた新しい学びの機会も多く提供されています。
NSGグループについて
新潟医療福祉大学はNSGグループに属しており、教育を中心に多様な事業を展開しています。健康やスポーツはもちろん、不動産や食、農業、ICTなど、多岐にわたる分野で地域活性化に寄与しています。「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードに掲げ、民間の視点から地域を盛り上げる活動を行っています。
このように、新潟医療福祉大学では、学生に対して将来の進路に対する多様な視点を提供し続けています。