概要
企業の競争力向上を支援するソフトブレーン株式会社が、iPaaS機能「esm linkage カスタムアプリ作成機能」の提供を開始しました。この新機能は、様々なクラウドサービスや基幹システムのデータ連携を専門知識なしで、ノーコードで構築できる画期的なプラットフォームです。
ノーコードでのデータ連携の重要性
近年、企業はクラウドサービスの導入を進めていますが、サービスの分散が進むことでデータの二重管理や集約の課題が顕在化しています。特に、異なるシステム間での情報連携が難しく、業務の効率化に影響を及ぼしているのが現状です。
esm linkage カスタムアプリ作成機能の特長
ソフトブレーンの新機能は以下の特長を持っています:
1. ノーコード/ローコードでの柔軟な構築
ユーザーはWeb画面上で簡単にシステム間データ連携を構築できます。これにより、業務フローに合わせた複雑な条件分岐やワークフローに沿ったデータ連携が可能になり、ITスキルがなくても迅速に実装できます。
2. 対応するクラウドサービス
現在、80種類以上のクラウドサービスに対応しており、eセールスマネージャー、kintone、Slack、freee、Google Sheets等、主要なサービスとの連携アプリの構築が可能です。自動的に新たなAPIにも対応するため、システム入れ替え時 et al. でもスムーズなデータ連携が期待されます。
3. 独自基幹システムとの連携
オンプレミスの基幹システムとも連携するために、専用の「オンプレ連携エージェント」を配備することで、CSVデータをもとにクラウドサービスと連携できます。この点が、大きなメリットとなります。
実施価格と今後の展開
このサービスは、月額95,000円(税別)で、100時間分の連携実行時間が含まれています。ソフトブレーンは今後も様々なクラウドサービスとの連携アプリを充実させ、ユーザーの業務DX化を支援する方針です。
まとめ
ソフトブレーンは、1999年からCRM/SFAを提供し、マーケティングやセールス、アフターサービスの分野で多くの成功実績を持つ企業です。新たに導入された「esm linkage カスタムアプリ作成機能」は、企業が直面するデータの分散問題を解決し、その業務効率を劇的に改善する可能性を秘めています。今後のサービス拡充にも期待が寄せられています。デジタルトランスフォーメーションを加速させるツールとして、ソフトブレーンの取り組みはますます注目されることでしょう。