新卒エンジニア人材紹介サービスの新たな形、ハイウェルが始動！

この度、株式会社ハイウェルが新卒エンジニア人材紹介サービスを開始した。これは、IT専門学校で学ぶ学生を特に対象にしたもので、企業が学生の選考に専念できるプロセスを提供する。採用担当者は、選考の手間を軽減でき、教育面でも学生に寄り添ったサポートを行うことで、企業文化や必要とされるスキルにマッチした人材を紹介していくという理念を掲げている。

サービス概要

ハイウェルでは、2027年に卒業予定の学生を対象に、IT専門学校との連携を強化している。ここでは、基本的なソフトウェア開発スキルはもちろん、AI分野に関する基礎知識や実践的スキルを身に付けている学生を中心に紹介している。また、大手企業の人事出身メンバーが、就職指導プログラムを学生に提供しており、就職に必要なリテラシーを向上させるとともに、彼らのキャリア意識の育成も支援している。このような取り組みによって、企業はポテンシャルを見極めた上で最適な人材を獲得することができる。

高まる新卒採用の難易度

少子化の進行に伴い、学校への志願者数は年々減少している。この影響で、専門学校の「卒業生の就職率向上」は重要な戦略となっており、手厚い就職指導が行われている。しかし、エントリーシートの選考や「ガクチカ」の提出等、就職活動自体の難易度は増している。また、企業側も若手人材の確保が難しくなり、特にITエンジニア採用においては企業認知の重要性が高まっている。

ハイウェルのモデル

ハイウェルは、学校法人の就職課と連携を図ることで、大手企業の人事経験者による実践的な就職支援プログラムを授業の一環として提供している。このプログラムにより、学生に対してしっかりとした理解を持ち、その適性を考慮した上で企業に「見える紹介」を行う仕組みを整備している。この新しいアプローチは、今後の新卒採用を支える有望な取り組みと考えられている。