マルクス・ガブリエルが東京で語る「倫理資本主義」
哲学界の著名人であるマルクス・ガブリエルが来日し、2024年8月28日に東京大学の安田講堂で特別講演を行います。このイベントは彼の最新著作『倫理資本主義の時代』(ハヤカワ新書)の刊行に合わせたもので、参加は無料です。
ガブリエルは「倫理資本主義」という概念を通じて、現代社会の資本主義が抱える問題に光を当てようとしています。彼の著作は、日本の読者に向けた書き下ろしとして大きな注目を集めており、刊行直後から各書店でベストセラーとなりました。彼の主張の核心部分は、いかに倫理と経済を融合させるか、そしてそれが今の日本で何を意味するのかにあります。
イベントの内容
本イベントは二部構成となっており、第一部ではガブリエル氏自身が講演を行います。第二部では、哲学者の中島隆博氏や文化人類学者の小川さやか氏をパネリストに迎え、モデレーターの植村公一氏とのディスカッションが行われます。このディスカッションでは、マルクス・ガブリエル氏の思想や、資本主義の未来について多様な視点から議論が展開される予定です。
開催要項
- - 日程: 2024年8月28日(水)
- - 開場: 18:15
- - 開演: 18:45
- - 会場: 東京大学本郷地区キャンパス 大講堂(安田講堂)
- - 定員: 最大700名
- - 参加方法: Peatixよりお申し込み(先着順、参加無料)
このイベントは英語-日本語の同時通訳も行われるため、幅広い参加者にとって理解しやすい内容となっています。哲学が現代の社会問題にどのように寄与するのかを考える絶好の機会です。
マルクス・ガブリエル氏のプロフィール
ドイツ出身のマルクス・ガブリエル氏は、29歳という若さでボン大学の教授に就任し、「新実在論」を提唱しています。彼は多くの著作を持ち、テレビ番組にも頻繁に出演し、一般の人々に哲学の重要性を広める活動を行っています。
東京大学での特別講演
ガブリエル氏の講演内容は、日本の哲学界や社会における倫理資本主義の必要性を問いかけるものであり、聞く者に新たな視点を提供することでしょう。この講演は、資本主義が直面する課題を理解し、解決策を模索するための重要な出発点となるはずです。
この講演会は、哲学や社会科学に興味がある方々には必見のイベントです。ぜひこの機会をお見逃しなく!