日本料理の技術を海外で認定!
日本食・食文化の振興を目的とした「海外における日本料理の調理技能認定制度」が再び動き出します。この制度は、農林水産省のガイドラインに基づき、外国人の日本料理人に対し、その調理技術と知識を認定するためのものです。特に、2026年2月に予定されているシルバー及びゴールド認定試験は、海外での日本食の普及と質の向上を図る重要な機会です。
認定制度の概要
この制度は、2016年に始まりました。それ以来、海外における日本料理の魅力を広めるため、外国籍の料理人が一定の技能を持つことを証明するための基準を設けています。この認定試験の合格者は、日本料理に関する確かな知識と技能を証明されたことになります。これにより、海外で日本料理を提供する外国人シェフの技術向上が期待されています。
試験詳細
実施日と会場
- - 日時: 2026年2月18日(水) シルバー認定試験 9:00~17:00
2026年2月19日(木) ゴールド認定試験 9:00~17:00
(京都府京都市右京区太秦安井西沢町4番5)
受験資格
受験者は次の条件を満たす必要があります。
1. 外国籍であること
2. ガイドラインで定められた認定対象要件を満たすこと
受験料
- - シルバー試験: 33,000円(税込)
- - ゴールド試験: 55,000円(税込)
※ 合格者には別途認定登録料が必要です。
募集定員
シルバーとゴールドを合わせて計10名(先着順)
申込方法
受験を希望される方は、申込書をお送りしますので、お問い合わせください。詳細は公式サイトをご覧ください。
日本食・食文化振興への貢献
この試験が行われることによって、日本料理の技術を持つ料理人が増えることは、海外における日本食のブランド力をさらに高めることに寄与します。また、日本産の農林水産物や食品の利用拡大にもつながるため、日本の食文化を海外でより多くの人々に伝える架け橋となります。
日本料理アカデミーと日本食・食文化振興協議会が共催するこのイベントは、今後の日本料理の発展を深く裏付ける重要な機会です。伝統を守りつつ、海外への発信力強化を図るためにも、多くの外国籍料理人の応募をお待ちしています。
お問い合わせ
詳しい情報は日本食・食文化振興協議会の公式サイトおよび大和学園 京都調理師専門学校のページをご確認ください。今後の日本食の発展、そして世界中での普及を共に進めていきましょう。