「LiSH」の参画で広がる未来のビジネス
日本システム技術株式会社が、東日本旅客鉄道株式会社が推進するビジネス創造施設「LiSH」に参画することが発表されました。この動きは、2025年3月に向けて整備が進められている「TAKANAWA GATEWAY CITY」の中心で、新たなビジネスや文化を創造する強力なプラットフォームを形成するものです。
「LiSH」とは?
「LiSH」は「TAKANAWA GATEWAY CITY」におけるスタートアップエコシステムの核であり、多様な知識や技術を持つ個々の「Scholars」をつなげることを目的としています。既に25のスタートアップと35の事業会社、さらに金融機関やアカデミアが参画しており、新しい価値の創出に取り組んでいます。ここでは環境やヘルスケアに関する基礎研究が進められ、多様な専門性が交わることでより強力な共創が期待されています。
日本システム技術の役割
参画する日本システム技術株式会社は、メディカルビッグデータ「REZULT」の提供を通じて、スタートアップや他の企業との共創を加速させることに注力しています。企業やアカデミアとの連携を強め、革新的なビジネスを創出するための登壇イベントやプログラムへの参加も計画しています。また、「地球益」という理念に基づき、持続可能な社会の実現にも貢献する意思を示しています。
未来共創LabとSDGs
「未来共創Lab」は、REZULTを利用した新規商材開発や他企業との共創によってDXを推進する組織です。このLabでは特にSDGs目標3(健康と福祉)や目標9(産業と技術の革新)に注目し、健康増進を目的にメディカルビッグデータを活用した商材開発や共同研究を行っています。
メディカルビッグデータ「REZULT」とその特性
「REZULT」は医療データのデータベースで、DPCや調剤レセプトデータを含み、多様な属性情報を満載しています。疾患情報や医療費の支払い履歴が含まれ、医療機関エリアごとのデータ集計が可能です。このようなデータは共創や研究、マーケティングに強みを持つもので、企業間の連携をサポートします。
まとめ
日本システム技術株式会社が「LiSH」に参画することで、メディカルビッグデータ「REZULT」を駆使し、スタートアップや他企業との共創を通じた新しいビジネスモデルの開発が期待できます。革新的な技術と知識を持ち寄り、持続可能な未来を目指していくこのプロジェクトにおいて、今後の展開が注目されます。新たなビジネスの地平を切り拓くために、LiSHがどのように機能し、成長していくのかに期待が高まります。
お問い合わせ先
日本システム技術株式会社 未来共創Lab 担当:荒井
TEL: 03-6718-2785
メール:
[email protected]
公式サイト:
日本システム技術株式会社