ミャンマー地震支援に向けて日本チームが出発します

ARROWS」に基づき、医師、看護師、行動調整員からなる緊急支援チームを派遣することを決定しました。チームは、広島県神石高原町を出発し、隣国のタイに向けて出発したことが発表されています。具体的には、プロジェクトリーダーである稲葉医師を含む7名のメンバーが日付の夜間便でタイに到着し、現地の入境の許可が得られ次第、ミャンマーに向かう予定です。

地震の影響と現地状況

ミャンマー第二の都市・マンダレーでは、地震後も余震が続いており、今なお不安定な状況です。市内の多くの建物が倒壊し、多数の人々が取り残されています。緊急の救助活動が展開されている中、火災も発生するなど混乱が拡がり、医療機関の稼働も厳しい状態です。好ましくない状況は、特に脆弱な立場にある人々の生活をさらに圧迫し、人道危機は深刻さを増しています。

支援のプロセスと教育

「空飛ぶ捜索医療団ARROWS」は、災害発生後迅速に支援を行うためのプロジェクトで、これまでにも多くの大規模災害に対応してきました。医療を軸としつつ、被災地での救助活動および物資の配布、さらには中長期的な復興支援に向けた取り組みも行っています。協力関係を築く自治体や病院、NPO、企業、自衛隊・消防などと連携し、多角的な支援を行う体制が整っています。