自転車ロック新登場
2015-08-03 11:00:04
世界初!自転車用アルコール検出ロック「ALCOHO-LOCK」が登場
世界初のアルコール検出機能付き自転車ロック「ALCOHO-LOCK」の誕生
2015年8月3日、東京都品川区に本社を構える有限会社光風輪業商会が運営するバイクショップKOOWHOは、まったく新しい発想の自転車ロック「ALCOHO-LOCK」を発表しました。このロックは、飲酒運転を防ぐためにアルコール検知センサーを搭載しており、まさに世界初の試みです。
開発の背景
最近、自転車を運転中の飲酒が社会問題となっています。2015年には道路交通法が改正され、自転車の酒酔い運転は明らかな違反行為とされ、刑事罰の対象となります。しかし、免許制度がない自転車においては、その危険性や違法性が軽視されがちでした。そこで「ALCOHO-LOCK」は、飲酒運転の抑止と意識を高めることを目的に開発されました。
このプロジェクトには、KOOWHOとインターナショナルエージェンシーであるグレイグループの日本法人がコラボレーションして取り組みました。技術指導は、シンガポール支社が担当し、開発はインドのIT企業が行うなど、国際的な体制が整えられています。
製品の特徴
「ALCOHO-LOCK」は、ロック本体にアルコール検知センサーとBluetoothが組み込まれています。ユーザーは、専用アプリを通じてロックの解除や飲酒時の警告を受けることができます。
使用方法はシンプルで、ロックのセンサー部分に息を吹きかけて測定し、アプリに表示されるアルコール度数を確認するというもの。もしアルコールが検出された場合、アプリには数値とともに飲酒運転をしないように促すメッセージが表示されます。また、飲酒して自転車に乗るのは危険ですが、アプリはユーザーのパートナーにアラートを送り、彼らに電話やメッセージで支持を促す機能もあります。
この機能は、パートナーの存在を思い出させ、危険な行動を思い留まるきっかけとする狙いがあります。パートナーは事前にアプリをインストールし、登録をしておく必要があります。
使用手順
「ALCOHO-LOCK」の使用手順は次の通りで、非常に簡単です。
1. アプリを開き、初回はALCOHO-LOCK IDを登録します。
2. ロック本体の電源を入れます。
3. アプリでロックをペアリングし、同期させます。
4. ロックに息をふきかけ、アルコールが測定されペアリングが完了。
この手順により、ロックの解除が可能となります。ロックの本体はコンパクトで重さも466グラム、800mAhの内蔵バッテリーを搭載し、充電も簡単です。
発売情報
「ALCOHO-LOCK」は、2015年12月の忘年会シーズンに一般発売を予定しており、事前予約も開始しています。価格は約30,000円から40,000円(税別)に設定されています。この新しい自転車ロックは、安心して自転車を利用するための心強い味方となることでしょう。
まとめ
安全で快適な自転車ライフを過ごすためには、お酒のリスクを理解し、責任を持った行動が重要です。「ALCOHO-LOCK」はそのための革新的な解決策を提供し、飲酒運転を撲滅する動きの一環として、今後の展開が注目されます。ぜひ一度公式サイトで詳細を確認してみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
有限会社 光風輪業商会
- 住所
- 東京都品川区荏原4-6-4
- 電話番号
-