株式会社ダイニー、社名変更と新ロゴ導入で新たなステージへ

株式会社ダイニーが新たな一歩を踏み出す

株式会社ダイニーは、2024年9月からコーポレートロゴを変更し、社名を株式会社ダイニーと改めると発表しました。この変更は、同社が新たな事業展開を進める意欲を表明しています。

生まれ変わるダイニー

同社の新たなビジョンは「のれんを守る」。これは飲食業界の伝統を尊重しつつ、未来へとつないでいく姿勢を示しています。ダイニーは2018年にモバイルオーダーサービスを始めて以来、着実に成長を重ねてきました。そして、この秋からはSaaS（サービスとしてのソフトウェア）とFintech（金融テクノロジー）の企業へと進化することが決まったのです。日本の外食産業全体の市場規模は25兆円に達すると言われており、ダイニーはその中で「のれん」を守る役割を担うことを目指しています。

新しいロゴは、お客さま、飲食店、そしてダイニーの3者の関係性を象徴しており、共に飲食業界を守り、進化させる意思を表現しています。この取り組みは、同社が次なるステージへ進むための重要な一歩と言えるでしょう。

ブランドの強化と新展開

今後、ダイニーはブランドガイドライン、コーポレートフォント、アイコンシステムの開発を進めるとしています。これにより、さらなる事業拡大に向けてしっかりとしたブランドアセットを整えていく方針です。特に「All in One Restaurant Cloud」という新しいサービスの展開が予定されており、飲食店の経営者からの期待も高まっています。これにより、さまざまな課題を解決するインフラを提供することが狙いです。

背景と目的

社名変更の背景には、これまで多くの飲食店にダイニーのサービスを導入いただき、売上向上や人材採用の課題解決に取り組んできた実績があります。新しい社名「株式会社ダイニー」は、今後のビジョンをより明確に反映したものとなります。代表取締役の山田真央氏も、「飲食業界のあらゆる課題を解決するために」と、その意義を強調しています。

まとめ

これからのダイニーは、新しいロゴと社名のもとで、飲食業界に革新をもたらすことを目指しています。モバイルオーダーやID-POSに加えて、新たなプロダクトの展開が期待されています。企業理念である「“飲食”をもっと楽しくおもしろく」に従い、すべての人の飲食におけるインフラを構築するための努力を続ける決意が感じられます。ダイニーの次なる発展にも注目が集まります。