アット東京、データセンターに生グリーン電力導入!オフサイトフィジカルPPA締結で脱炭素化加速
アット東京、データセンターに生グリーン電力導入!オフサイトフィジカルPPA締結で脱炭素化加速
株式会社アット東京は、データセンター「アット東京第3センター」に、生グリーン電力を導入することを発表しました。
2024年6月27日、株式会社アドバンスメンテナンスと東京電力エナジーパートナー株式会社との間で、オフサイトフィジカルコーポレートPPAを締結。2024年7月から、同データセンターに供給される電力のうち一部を生グリーン電力にすることで、脱炭素化を推進します。
今回のPPAでは、アドバンスメンテナンス社が栃木県と茨城県に所有する太陽光発電所(発電容量合計:AC2.4MW)で発電された生グリーン電力を、東京電力EPを通じてアット東京第3センターに供給します。
供給される生グリーン電力は、年間で約379万kWhと想定されており、データセンターの年間電力使用量の約10.3%に相当します。それ以外の電力については、東京電力EPが提供する非化石証書サービスを併用することで、データセンターの再エネ標準仕様を実現します。
アット東京は、データセンター事業者としての社会的責任を果たすため、脱炭素化と持続可能な社会の実現を目指し、今後も再生可能エネルギーの活用を積極的に進めていく方針です。
生グリーン電力とは?
生グリーン電力は、発電時と消費時を30分単位で一致させ、発電所から一般送電網を経由して直接送電されるグリーン電力のことを指します。追加性のある再生可能エネルギーの活用として注目されています。
アット東京第3センターの概要
所在地: 東京都下
延床面積: 19,000㎡
竣工: 2008年5月
用途: データセンター
アドバンスメンテナンス社の概要
業務内容: 自然エネルギーを利用した発電機械器具の販売及びメンテナンス
発電所所在地: 栃木県ならびに茨城県
運用開始: 2024年7月および2024年12月
発電容量:
栃木県Ⅰ: 1.830MW(DC) / 1.150MW(AC)
栃木県Ⅱ: 1.153MW(DC) / 0.700MW(AC)
* 茨城県: 0.651MW(DC) / 0.550MW(AC)
オフサイトフィジカルPPAとは?
オフサイトフィジカルPPAは、電力購入契約企業が長期にわたって固定価格で再エネ電力を発電事業者から購入する契約(コーポレートPPA)を締結し、遠隔地の発電所から一般の送配電網を介して電力を調達する(オフサイトPPA)形態です。さらに、発電事業者が小売電気事業者を通じて、電力と環境価値もセットで供給する(フィジカルPPA)仕組みです。
アット東京は、今回のオフサイトフィジカルPPA締結により、安定した追加性のある再生可能エネルギーを確保することで、データセンターをご利用の企業の皆さまの脱炭素化への貢献をさらに強化していきます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社 アット東京
- 住所
- 東京都江東区豊洲5-6-36 SIA豊洲プライムスクエア3階
- 電話番号
-
03-6372-3000