ユニクロがスウェーデン代表に新たな公式ウェアを提供し四大会連続の挑戦

ユニクロがスウェーデン代表に新たな公式ウェアを提供

ユニクロが2026年にイタリアで開催予定の世界的スポーツ大会において、スウェーデン代表選手団の公式ウェアを提供することが決まりました。これは、ユニクロがスウェーデンオリンピック・パラリンピックチームとのパートナーシップを結成してからの四大会目の挑戦となります。

「Grace. Strength. Unity.」をテーマにしたデザイン

新しい公式ウェアは「Grace. Strength. Unity.（優雅さ、強さ、団結）」をコンセプトに、選手たちのパフォーマンスを最大限に引き出すことを目的としています。着心地の良さはもちろん、変わりやすい気候にも対応できる高機能性が特徴です。デザインはスウェーデンの文化にインスパイアを受け、シンプルでありながら洗練された印象が持たれています。

7年目を迎えるパートナーシップ

ユニクロとスウェーデンオリンピック・パラリンピック委員会との関係は、今年で7年目を迎えています。この間、ユニクロは選手のフィードバックを基に素材やフィット感の向上に努め、吸湿発熱機能を備えた「ヒートテック」や、寒さ対策に効果的な中綿「パフテック」のような高機能素材を採用しています。さらに、東レの防水透湿素材「Dermizax®」を使用することで、厳しい冬の気候にも耐えられる品質を実現しています。

サステナビリティへの取り組み

公式ウェアの開発に際しては、環境への配慮も重視されています。使用する素材の42%は温室効果ガスの排出量が少ないものであり、リサイクルポリエステルやリサイクル中綿を積極的に導入しています。さらに、新たに導入された二次元コードにより、一部の商品では製品情報や、着用後の回収先についての情報を確認することができます。これにより、サプライチェーンの透明化を進め、サステナブルな商品開発の先進的な試みが続いています。

スウェーデン代表選手たちと共に

公式ウェアは、開会式やメダルセレモニー、選手村での生活、トレーニング時など、あらゆる場面で選手たちのサポートを行うためにデザインされています。また、ユニクロでは「ユニクロチームスウェーデン」を結成し、大会出場内定選手19名がそのメンバーとなっています。これにより、若者たちがスポーツを通じてアクティブで健康的なライフスタイルを学ぶ機会を提供しています。

選手たちの活動

選手たちは「ユニクロドリームプロジェクト」への参加や、LifeWearのPRキャンペーンにも登場予定で、スポーツ教育や健康的なライフスタイルを広める活動にも力を入れています。

まとめ

ユニクロがスウェーデン代表選手団に提供する公式ウェアは、デザイン性と高機能性を兼ね備えたもので、選手たちの挑戦を支える重要な要素です。次の大会では、ユニクロのウェアを身にまとった選手たちが、どのような成果を残すのか、期待が膨らみます。次回のオリンピックに向けた取り組みや、環境への配慮も大切にしながら、スウェーデンの選手たちと共に新たな歴史を創っていくことが目標です。