映画『風に立つライオン』を通じた平和対話イベントの開催

映画『風に立つライオン』を題材にした平和対話イベント

2025年11月16日、長崎市では特別なイベント『PEACE Cinema Talk 〜「風に立つライオン」と平和への対話〜』が開催されます。このイベントは、長崎平和ハーフマラソン大会と連携し、被爆から80年を迎えるにあたり、平和について改めて考える機会を提供します。

開催の背景

世界中で紛争が後を絶たない現況の中、私たちは「いのち」や「平和」とは何かを再考する必要があります。映画『風に立つライオン』は、長崎出身の実在の医師をモデルにしたアフリカでの人道支援活動を描いた作品です。映画を通じて、分断が進む現代において、私たちがどのように向き合うべきかを考えていきます。

プログラムの内容

イベントは2部構成で行われます。

第一部：映画上映（14:00〜16:30）

この部では、映画『風に立つライオン』の上映が行われます。2015年に公開されたこの映画は、スーダン紛争を受けた献身的な医師の物語を描いています。大沢たかお、石原さとみ、真木ようこといった豪華キャストが主演し、監督には三池崇史が名を連ねています。

第二部：トークセッション（16:40〜17:30）

映画の上映後には、制作プロデューサーの前田茂司さん、長崎平和ハーフマラソン大会のゲスト選手の有森裕子さん、そして他の専門家を招いてトークセッションが行われます。ここでは、国際社会での分断と対立の現況を踏まえ、平和な関係を築く方法について意見を交わします。このような対話を通じて、未来の平和をどう築いていくかを仲間と共に考える場となるでしょう。