福岡赤十字病院、640台のiPhone管理にCLOMO MDMを採用!医療現場のDX推進を支援
エンタープライズモバイル管理ソフトウェアを提供する株式会社アイキューブドシステムズは、同社のモバイル端末管理ソフトウェアサービス「CLOMO MDM」が、福岡赤十字病院において、職員向けに配布されたiPhoneの管理に採用されたことを発表しました。
福岡赤十字病院は、36の診療科目を持ち、福岡市内でトップクラスの救急車の受け入れ件数を誇る急性期病院です。同院では、医師を含む管理部門向けに500台、看護部門に140台、合計640台のiPhoneを導入しました。
これまで医師にはフィーチャーフォンが貸与されていましたが、情報伝達をよりスムーズかつ的確に行うため、契約更新のタイミングでiPhoneへの切り替えが行われました。
管理部門では、検査結果やバイタルなどの電子カルテ情報の一部確認や連絡手段としてiPhoneを活用しています。一方、看護部門では、患者への薬剤投与前に、患者本人、投与する薬剤・注射、担当する看護師の3点が正しいかを確認する「3点認証」にiPhoneを活用しています。
CLOMO MDM導入による効果
CLOMO MDMの導入により、以下の効果が期待されています。
情報伝達の迅速化と正確性向上: 電子カルテが一時的に使用できない場合でも、iPhoneのチャット機能を通じて、紙カルテへの運用変更に関する連絡を確実に伝えることが可能となり、非常時の情報伝達手段として役立ちます。
セキュリティ強化: 利用できるアプリやiPhoneの機能を制限したり、紛失時にはアラート音を出して捜索したりすることで、医療情報を安全に扱う環境を整えることができます。
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医療DXの推進: 指定したWi-Fiネットワークへの接続のみを許可する設定など、セキュリティを強化することで、安全性を確保した医療DXをさらに推進していくことが可能になります。
福岡赤十字病院のIT担当者は、「CLOMO MDMの管理画面はシンプルで直観的に分かりやすく、誰でも簡単に操作できる」とコメントしています。また、「添付文書閲覧アプリなど、今後導入したいアプリを利用するには、さらにセキュリティを強化する必要がある。CLOMO MDMは、このような機能を活用し、安全性を確保した医療DXをさらに進めていきたい」と今後の展望を語っています。
アイキューブドシステムズは、今後もCLOMO MDMをはじめとする各種ソフトウェアサービスの機能強化やサポートサービス向上により、お客様が安心してモバイル端末をご活用いただける環境づくりを支援することで、お客様の変革や挑戦を支えてまいります。
CLOMOについて
CLOMOは、日本初のiOS向けMDMサービスとしてサービスインした後、マルチデバイス・キャリアフリーのMDMサービスとして、大林組、東京海上日動火災保険、佐賀県庁、桐蔭学園、東京慈恵会医科大学など、多種多様な組織に導入されています。
日本国内のモバイル管理(MDM)市場では13年連続シェアNo.1を達成しており、Apple社の「Volume Purchase Program」や「Device Enrollment Program」に国内最速で対応するなど、iOSデバイスの管理・活用に強みを持っています。
さらに、Androidデバイス向けでは、「Android Enterprise Recommended」を取得し、Windowsデバイス向けでは、日本国内のMDMベンダーで唯一、日本マイクロソフトと協業するなど、マルチOSでの管理・活用にも強みを持っています。
アイキューブドシステムズは、今後もクラウド、モバイル、ソーシャル、IoTなどの最新テクノロジーをお客様がビジネスに活用できるよう支援してまいります。