企業のサイバーリスク対策を強化する新サービス
さくら情報システム株式会社は、2024年9月12日から組織および人的セキュリティ対策に特化した支援サービス「CYBER Healthcare」を正式に提供することを発表しました。この新サービスは、企業が抱えるサイバーセキュリティのリスクを予防し、適切なセキュリティ対策を実施するための伴走支援を行います。これにより、数多くの企業が抱えるセキュリティに関する課題の解決を目指します。
サイバーセキュリティの重要性
現代のビジネス環境において、サイバー攻撃は日常的に発生しており、その被害は企業にとって深刻なものとなっています。情報漏洩や不正アクセスといった事故は、規模や業種を問わず発生しており、企業は内部外部の両方からの脅威に対して備えが求められています。特に最近では、内外問わず不正行為による情報漏洩のリスクが増加しているため、セキュリティ対策を強化する必要が高まっています。
セキュリティ人材不足の課題
しかし、過去10年以上にわたり、企業内のセキュリティ専門人材は不足しており、セキュリティ対策の進展は遅れがちです。このような状況下で、企業は「身近な専門家」によるサポートを求める傾向が強まっています。さくら情報システムは、このニーズに応える形で「CYBER Healthcare」を立ち上げ、企業にとってのセキュリティの相談先として機能することを目指しています。
「CYBER Healthcare」の名称の意味
このサービス名には、企業が持続的に健全な状態を保つためには、サイバーリスクに対して日々の健康管理が必要であるというメッセージが込められています。サイバーリスクも経営リスクの一つとして捉え、多角的なアプローチによって予防対策を講じることが求められています。
サービスの特長
1. 専門家による伴走支援
「CYBER Healthcare」は、企業の運営状況や特有の課題に応じた専門家の伴走支援を通じて、セキュリティ対策を進めます。具体的には、適切なアドバイスと支援を行うことで、企業が自らのセキュリティを強化する手助けをします。
2. 定期的なコミュニケーションの重要性
また、定期的に専門家と関わることで、サイバーリスクの早期発見が可能となり、迅速に対処する環境を整えます。こうしたプロセスを通じて、企業のリスクを効果的に予防することができます。
3. 効率的な対策の実現
さらに、組織内の人的対策を整備することで、技術的および物理的なセキュリティ対策の効果を最大化し、より効率的かつ効果的なセキュリティ対策が実施できるようになります。
サービスの構成
「CYBER Healthcare」は、主に次の二つのサービスで構成されています。
1.
DOCK(ドック): 組織や人的セキュリティ対策を点検・検証し、分析するソリューションです。
2.
AID(エイド): 分析、戦略、ルール、体制、教育に関する課題解決を提供する専門家による伴走支援コンサルティングです。
企業情報
さくら情報システムは、1972年11月29日に設立され、東京都港区に本社を置く企業です。三井住友銀行やそのグループ会社の基幹システムを支え、幅広いお客様にハイレベルなサービスを提供してきました。今後も、これまで培ったノウハウを基に、より多くの企業のセキュリティ強化をトータルに支援していく所存です。公式ウェブサイトもぜひご覧ください。