小豆島のユニバーサルビーチで海を楽しむ新たな試み

小豆島のユニバーサルビーチでの新しい挑戦

小豆島のふるさと村ビーチで開催されるユニバーサルビーチは、障がいのある方でも安心して海を楽しむことができる新たな取り組みです。このイベントは、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトが主催し、持続可能な観光を実現するための一環として行われます。

ユニバーサルビーチ講習会の開催

6月17日（火）の午前9時から12時40分まで、ビーチにてユニバーサルビーチ講習会が行われます。この講習では、車いす利用者が安全に海に入るためのサポート技術を学びます。特に注目されるのは、水陸両用車いすやビーチマットを用いることで、障がいのある方々がより快適に海を楽しめるような環境を整えている点です。

去年の成功を受けて

このプロジェクトは今年で2回目。今年も多くのファミリーが参加し、小豆島の美しい海を満喫することを目指しています。昨年は、様々な地域から6組の家族が集まり、笑顔の溢れる素敵な想い出を作りました。SDGsの「誰一人取り残さない」という理念に基づき、地域全体がこの取り組みを支援しています。

体験会の概要

7月27日（日）には、実際にビーチでユニバーサルビーチ体験会を行います。時間は午前10時から午後3時までで、雨天の場合も決行（荒天の場合は中止）します。参加は無料で、定員は約8組の予定です。参加者には長袖長ズボン（クラゲ対策）、帽子や水分を持参していただき、熱中症対策や日焼け防止を図ります。

このイベントを通じて、障がいのある方々とそのご家族が海の楽しみを分かち合えることを目指します。参加は障がいのある方とその家族に限定されていますので、ぜひ応募を検討してみてください。

NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトの紹介

このプロジェクトは、兵庫県は神戸市に拠点を置くNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトが主催しています。2017年に設立され、「みんなの“できない”を“できた！”に変える」という理念のもと、誰もが楽しめるビーチ環境を目指して活動しています。また、SDGs達成に向けた先進的な事例としても評価されています。

参加方法とお問い合わせ

体験会への参加希望の方は、事前申し込みが必要です。詳細情報は公式ウェブサイトを参考にしてください。問い合わせ先は、NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトのPR事務局まで。電話やメールでの問い合わせも受け付けています。

この小豆島のユニバーサルビーチプロジェクトは、地域の皆さんとともに、海と多様性を楽しむための新たなステージとして期待されます。是非とも、障がいのある方々やその家族が充実した夏を過ごせるイベントに参加してみてはいかがでしょうか？

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