中国自動車市場の最新動向と日本車の未来
2024年10月25日(金)、上海工程技術大学の客員教授である湯進氏によるセミナーが、東京都千代田区の紀尾井フォーラムで開催されます。近年の中国はEV(電気自動車)の急速な普及が進む一方、欧米市場では「EV失速」といった現象も耳にします。本セミナーでは、中国の電動化シフトについての現状、課題、そして日本車の今後について詳しく解説されます。
講師について
講師の湯進氏は、長年にわたり中国の自動車市場に関与し、その変化を間近で見てきた専門家です。中国の経済や技術的な進展に基づき、実践的な観点から話が進められることが期待されます。
セミナー内容
セミナーは午後2時から4時までの予定で、会場参加とZoomウェビナーによるライブ配信が用意されています。注目すべき講義内容には以下のようなトピックが含まれています。
1.
中国の新車市場の変化: 18年ぶりに主役が交代したという報告もあり、市場のダイナミクスがどのように変化しているのか探ります。
2.
EV失速の実態: PHV(プラグインハイブリッド車)の普及や勢力図の変化を分析し、今後の展望を考察します。
3.
車載電池業界の課題と技術進化: 電池技術の進化とともに直面している課題についても重要な視点が示されます。
4.
充電インフラの整備と電池リサイクル: 中国政府が推進する充電インフラの状況と、その成果についても触れられます。
5.
智能化シフト: 自動運転やスマートデバイスの導入進展により、どのように自動車の乗車体験が変わるかが語られます。
6.
日本メーカーの現状: 日系自動車メーカーの販売台数が前年割れしていることに対する課題を明らかにし、今後の戦略についてお話しします。
このセミナーを通じて、湯進氏は中国自動車市場の最新トレンドを探り、日本の自動車メーカーがこの変化にどのように対応するべきかを明らかにしていくでしょう。日本車にとって厳しい環境が続いている中で、EVやSDV(Software Defined Vehicle)への戦略的なシフトが巻き返しのカギとなるかもしれません。
参加方法
参加希望者は、会場またはオンラインのいずれかを選択できます。事前の申し込みが必要なので、興味のある方は詳細を確認し早めにお申し込みください。
まとめ
このセミナーは、中国自動車市場の現状を理解し、急速な変化に適応するための貴重な機会となります。日本車が再び中国市場での信頼を取り戻すためのヒントが得られるチャンスです。成功を目指す企業にとって、見逃せない情報が満載です。参加者同士の名刺交換や質疑応答の時間も設けられており、ネットワーキングの場としても活用できるでしょう。
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